世界中で人気カテゴリーのスポーツ自転車といえばグラベルロードバイク(グラベルバイク)です。
グラベルロードバイク(グラベルバイク)には、レース目的のグラベルバイクやツーリング目的の旅仕様のグラベルバイク、通勤通学から日常使いに適しているグラベルバイクなど各メーカー(ブランド)の得意な部分を活かして開発しています。
まだまだ日本国内では認知度が低いですが、今回はグラベルロードバイク(グラベルバイク)について分かりやすくタイプ別、使用目的別に特徴を紹介します。
また、自転車業界で一番グラベルロードバイク(グラベルバイク)の取材をしている自転車インフルエンサーでワークマン公式アンバサダーの今田イマオさんに、おすすめグラベルロードバイク(グラベルバイク)についてもお話ししていただきます。
そもそもグラベルロードバイクってなに!?
グラベルロードバイクの主な特徴について
30C〜50Cの太めのタイヤが装着可能
荷物が積めるようにフレームにダボ穴が開いている
フロントはシングルギアが主流!!ギア操作が簡単に。
グラベルロードのジオメトリーの特徴
グラベルロードバイク(グラベルバイク)のタイプ別で紹介
通勤通学から普段の街乗りタイプ
フラットバータイプのグラベルバイクです。乗った時の乗車姿勢が前傾にならず、状態が起きた状態で乗ることができます。はじめてに人でも乗りやすく、シティサイクルの延長で乗ることができます。また、クロスバイクよりも太めのタイヤを履かせることができるので、様々なフィールドで楽しめます。ハンドルにはカゴを付けることも可能なので、通勤通学から日常使い、ちょっとしたサイクリングにもおすすめです。
ツーリングなどのバイクパッキングにおすすめダボ穴が多いタイプ
スポーツ自転車で小旅行ができるツーリング目的のグラベルロードバイクです。フレームに素材は耐久性の強いクロモリが良く使われます。また、大きな特徴はフレームにダボ穴という言われるケージなど取り付ける穴が多く空いてます。これによりバイクパッキングと言われる、キャンプギアを取り付けて車載して運ぶことができます。また、タイヤクリアランスの広いモデルが多くタイヤ、ホイールの種類も選びやすい特徴があります。
グラベルレースなどのロードバイクのような速度域で走れるタイプ
ロードバイクのような速度域で走れる目的のグラベルロードバイクです。タイムを競うグラベルレースに適しています。また、道の悪いフィールドでも速度良く走れるよう振動吸収性のいい作りになっています。また、ダボ穴の数は少なく空力を考えて作られているエアロ効果の高いグラベルロードバイクが多いです。タイヤクリアランスは、そこまで広くないモデルが多いです。
通勤通学から普段の街乗りにおすすめなグラベルバイク
MASI BIKE(マジィバイク)CATALINA(カタリナ)
CATALINA FLAT(カタリナフラット)はフラットバーハンドルを採用したモデル。まずは街乗りメインで自転車を乗ってみたいという方に気軽にご利用できる自転車に仕上がっています。変速はフロントシングルの9段変速を採用。シンプルな操作性で感覚的に楽にご利用いただけます。
振動吸収に優れたダブルバテッドクロモリフレームに最新スペックやアイデアを盛り込んだバイクがコンセプトの一つ。ジオメトリー・塗装・搭載パーツなど細部において拘りを持ったラインナップとなっています。
グラベル・フラット・ミニベロとジャンルに固執することなく、今までと違った”上品でありながら面白さを持った香り”がする上質な仕上がりの自転車達が登場しています。 クロモリダブルバテッドフレームで振動吸収が良いフレームを採用。
ブレーキには制動力のあるディスクブレーキを搭載し、悪天候下でも確実な制動力を誇ります。敢えてワイヤーケーブルタイプを採用し輪行もしやすく、旅の途中のメンテも楽にできます。
FUJI ( フジ ) グラベルロード FEATHER ( フェザー ) CX FLAT EL ブラック
ツーリングからタウンユースまでマルチパーパスなバイクとして人気のFEATHER CX+のフラットバー仕様。FEATHER CX+同様、ディスクブレーキ、ブロックタイヤを標準装備することでタウンユース向けでありながらより快適なライディングを実現。標準で35cのタイヤをスペックインすることで多少の悪路も厭わない走破性も見逃せないポイント。
JAMIS (ジェイミス )SEQUEL S3 (セクエル S3 )
- 大人気のフラットバーアドベンチャーバイクSEQUEL!
- 4130フルクロモリフレームは乗り心地も良く頑丈!!
- 1×9speedのフロントシングル仕様で、Shimano ALTUSをメインコンポでよりお求めやすくなったバリューモデル
- 油圧ディスクブレーキ採用で、グラベルや雨の日でも軽い力で確実なスピードコントロールが可能
- 5か所のボトルケージ台座やフェンダー、キャリアダボ等の多彩な拡張性
- 650×47cのロードプラスタイヤはオンオフ問わず軽快な走りと極上の乗り心地
- 前後スルーアクスル
- 700C化カスタムもOK
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ダボ穴が多いバイクツーリングやバイクパッキングにおすすめなグラベルロードバイク
RITEWAY SONOMA ADVENTURE (ライトウェイ ソノマアドベンチャー)
日本ブランドRITEWAY(ライトウェイ)が日本人が造り出す日本人の為の自転車です。
ソノマはアメリカ カリフォルニア州にあるワインの町「SONOMA COUNTY」が名前の由来。
美しいぶどう畑が広がる丘陵地帯をツーリングすることをイメージして作りました。
2段で絞り加工を施したダブルバテッドクロモリフレームは軽量でしなやか、高い反応性。
日本のツーリングシーンを追及した、どこまでも走り続けたくなるフレーム設計。
オンロード用の700Cとオフロードに対応する650Bの2種類のホイール径から選べます。
JAMIS ( ジェイミス ) RENEGADE S4 ( レネゲイド S4 )
RENEGADEは、幅広い身長のライダーがどんな路面の状況・状態においても快適で安定した乗り心地を維持しながらライディングができるリーチ・スタックをデザインする所から始まった。
各サイズのジオメトリー表を見てほしい。フレームサイズに応じて3つの異なるオフセットフォーク、5つのBBドロップ、3つのリアセンターの数値を設定している。
これは唯一無二な事、JAMIS BIKESが提唱するSSD(Size Specific Design)だ。 このことによりライダーの身長に関係なく、最高のアドベンチャーバイクパフォーマンスを体感できるようになった。
他社のアドベンチャーバイクのほとんどは、1つのフレームサイズをベースに設定、そのベースサイズに合ったフォークオフセットを使い他のサイズも作られている。
レーシングロードバイクの様な単一のタイヤサイズで乗るように設計されたバイクではうまくいくかもしれないが、28cから32c、40c、650B×47cのROAD+など様々なアドベンチャー用のタイヤに交換していくとハンドリングや乗り心地に大きな影響を与えるだろう。
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TREK CHECK POINT (トレック チェックポイント )
Checkpoint ALR 5は、ラインアップ中最もコストパフォーマンスに優れたモデル。舗装路、ダート、そして過酷なグラベルでの長距離ライドに耐えられる高品質なパーツを採用。機敏ながら安定性に優れたプログレッシブジオメトリー、多数のマウント、GRX ドライブトレインなどの豊富な特徴から、あなたらしい冒険に合わせて簡単にカスタムできます。
ダボスD-309・ネオ スポルティーフ
「スポルティーフ」は、フランス語で「スポーツの」を意味する形容詞 【sportif】 に由来し、ランドナーより速さを求めた「快速ツーリングバイク」がスポルティーフです。
「D-309・ネオ スポルティーフ」は、過去に販売していたモデル「DAVOS SG-308スポルティーフ」の後継モデルとして誕生。 単なる復刻ではなく、現在のシーン・ニーズに対応し、最新のフレーム・フォーク形状を採用。
必要最低限の装備が可能なダボも標準装備。 独特なフレームカラー【Forest Dawn Grey(フォレスト ドーン グレー)】は、「明け方の森の中を走り抜けるシーン」をインスピレーションするカラー。
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ロードバイクのような速度域で走れて戦えるグラベルロードバイク
cervélo Áspero5(サーヴェロ アスペロ5)
ハイスピードグラベルのカテゴリーを築いた、サーヴェロのグラベルバイクcervélo Áspero5(サーヴェロ アスペロ5)を紹介します。
cervélo Áspero5(サーヴェロ アスペロ5)は、空力に特化されロードバイクと変わらない速度域で舗装路から未舗装路に突入することができる1台です。
車体総重量も8kgほどで、巡航速度35kmくらいの速度域まで到達すると「あれ?ブロックタイヤですよね。25C、28Cのスリックタイヤを履いていませんよね?」と思うくらい速度域が速く試乗された皆さん驚かれます。
CINELLI ( チネリ ) ZYDECO GRX ( ジデコ ) チェイシング アフター レインボウズ
グラベルといえばジデコです。ジデコはその情熱を絶やすことなく常に進化を続けライダーの期待に応えます。 油圧ディスクブレーキとスルーアクスルの高いブレーキ性能を備え、グラベル専用シマノGRXグループセットは、シャードRD+チェーンスタビライゼーションシステム、エルゴノミック形状で滑り止めが施されたレバーとブラケットを備え、荒れた路面で性能を発揮します。 サドルはオリジナルカラーのセラサンマルコ製ERAです。
Bianchi ARCADEX(ビアンキ アルカデックス)
ビアンキのレーシングDNAが持つ爽快感が融合したグラベルバイク。ロードバイクの持つスピードと感性にオフロード性能を融合させ、レースからポタリングまで、グラベルライドに最適なパフォーマンスを発揮するARCADEXの限定Campagnolo EKAR 1x13speed 仕様です。
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RIDLEY Kanzo Fast(リドレー カンゾ ファースト)
スタイリッシュで無駄のないグラベルロードは初めて拝見したという方も多いのではないでしょうか。横から見ると通常のエアロロードバイクだと錯覚してしまうほど、空気抵抗を意識して作ったことがわかります。
それもそのはずで、このKanzo FastのコンセプトがエアロロードモデルNoah Fast Discのテクノロジーを受け継ぎ、オフロードを60%、オンロードを40%走ることを想定し、グラベルレースを最速で駆け抜けることを最大の使命にしました。
グラベルロードと聞くと通常はバイクパッキングできるようなダボ穴やゆっくり自転車を楽しみたいと言う方に向けてメーカーが開発してると思いきやRIDLEYは、海外で行われるグラベルレースで活躍できる本気の戦えるグラベルロードを手がけています。
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CANNONDALE TOPSTONE CRB 4 ( キャノンデール トップストーンCRB4)
未舗装の道路からシングルトラックのトレイルまで、どんな道でも越えていけるアドベンチャーバイクです。 キングピンサスペンションのグリップと快適さで、越えられない道はありません。
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