ロードバイク、クロスバイク、グラベルロードバイクといったスポーツ自転車を始めたあなたにオススメしたい自転車用品と言えばGPSサイクルコンピューター(GPSサイコン)です。
スポーツ自転車専用に作られた自転車用品で、走行時の速度や走行距離、登り時の傾斜やカロリーなどを表示して記録してくれるデバイスです。スマホ経由でSNSや走行データを送ることもできます。
上位機種になれば、マップ機能が搭載されており行きたい場所へとナビゲーションしてくれます。道に迷っても新しいルートを引いてくれるリルート機能や音声で目的地を入力できるGPSサイクルコンピューターもあります。
スポーツ自転車を始めたばかりの初心者の多くが、ご自身のスマートフォンを使ってサイクリングを楽しんでいると思いますが、GPSサイクルコンピューターがあれば、スマートフォンのバッテリーやパケットを気にしなく済みます!!
走行時にスマートフォンを落として壊してしまう心配もありません。
今回は人気のGPSサイクルコンピューターの魅力やBryton Rider15neo、420、750と最新モデルS500、S800を合わせた5つのモデルを自転車界で活躍している今田イマオさんと丸井なみこさんのお二人で比較紹介していただきました。
【最新動画】グループライドが今まで以上に楽しくなる【Bryton Rider S800】最新GPSサイクルコンピューター
【動画】人気のGPSサイクルコンピューターBryton Rider15neo、420、750を3モデルを比較
今回、紹介するGPSサイコン3機種を紹介
Rider15neo | Rider420 | Rider750 | |
本体サイズ | 71×46.2×21.6 | 83.9×49.9×22 | 92.5×49.7×23.8 |
重量 | 51g | 67g | 93g |
画面サイズ | 2.0インチ | 2.3インチ | 2.8インチ |
バッテリー稼働時間 | 最大16時間 | 最大35時間 | 最大20時間 |
1ページあたりの表示項目 | 5 | 8 | 12 |
グラフィック・ユーザー・インターフェース | / | / | ● |
センサーとの通信方式 | Bluetooth4.0 | ANT+/Bluetooth4.0 | ANT+ |
GPS性能 | GPS、Galileo、QZSS(みちびき) | Full GNSS | Full GNSS |
パワーメーター対応 | ANT+ | ANT+ | / |
ルートナビ表示 | / |
● (地図表記無し) |
● (地図表記あり、アプリ接続によるナビ) |
インターバルトレーニング | / | / | ● |
スマートトレーナー対応 | / | ● | ● |
バーチャルライド | / | / | ● |
デバイスでの履歴表示 | / | ● |
● |
ライブトラッキング | / | / | ● |
Bryton Appとの同期方法 |
Bluetooth4.0 | Bluetooth4.0 | Bluetooth4.0 |
サイクルコンピューターって何!?
サイクルコンピューターの種類について
GPS非搭載モデルのサイクルコンピューター
【特徴】
GPS搭載モデルと比較するとお買い求めやすい価格帯が多いです。 購入して箱を空けてすぐに使える訳ではなく、 磁気で速度を計測するセンサーと専用の磁石を取り付けてから、サイクルコンピュターの方で設定を行い使用します。
- 価格2000円〜6000円くらいで買える
- 購入後、磁石と速度センサーを取り付ける
- 設定を行い使用可能
- 走行データを共有できないものが多い
【こんな人におすすめ】
- なるべく費用をかけずに安く抑えたい
- 必要最低限の機能があればいい
GPS搭載モデルのサイクルコンピューター
【特徴】
GPS非搭載モデルと比較すると価格帯が1万円以上するものが多いです。 購入して箱を空けてGPSをキャッチすればすぐに使用できます。
- 価格1万円以上する
- 購入して箱を空けてすぐに使える
- 走行データを共有できるものが多いGPSを搭載した製品では、衛星測位で取得した位置情報をもとにリアルタイムにスピードを確認できる
【こんな人におすすめ】
- 難しい設定がなく簡単に設置して使いたい
- マップ機能やナビゲーション機能を使いたい
- 長時間使えるモデルが欲しい
- モバイルバッテリーに充電しながら使える
どんな人にGPSサイクルコンピューターって必要!?
- 走行データを記録したい人
- 走行速度を可視化したい人
- 長距離走りたい人
- マップ機能を使いたい人
- ナビゲーション機能を使いたい人
- エクササイズ目的で使いたい人
- トレーニングやレース時に使用したい人
- バーチャルライドで使いたい人
- 面倒な作業が苦手な人(機械が苦手な人)
- 買ってすぐに使いたい人
スマートフォンより便利なGPSサイクルコンピューター
Bryton(ブライトン)ってどこのブランド!?
BrytonはGPSを搭載した一般電子製品を開発生産する台湾の企業です。カーナビなどを手掛ける大手GPS関連企業から独立した社員が立ち上げたのがBryton。サイクルコンピューターだけでなく、GPSウォッチ等の開発生産も行っています。 Brytonは様々なジャンルのスポーツのGPS製品を設計、製造しており、スポーツを愛するユーザーの皆様に、使いやすく豊富な機能を搭載する製品を提供します。出典:-Bryton|株式会社フカヤ-
Bryton Rider15 neoの特徴
- 難しい設定が必要ない
- 1万円以下で買える
- ルート機能やマップ機能は必要なくシンプルで使いやすいモデル
- 走行データを簡単に共有できる
- 21の表示項目がある
- 通勤通学時にあると便利
- エクササイズ、ダイエット目的でも使える
Bryton Rider15neoこんな人におすすめ
Bryton Rider420の特徴
- 本体のみ1.5万円以下で買える
- 液晶は白黒
- ルートガイド機能搭載(シンプルだけど曲がる場所を音と共に表示)
- 専用アプリでルートを作っていれることができる
- ルートを外れると教えてくれる(リルート機能はない)
- POI機能(ルートの途中にお立ち寄りポイントの設定ができる)
- バッテリー稼働時間35時間
- UCIのプロチームも使っていた実績がある
- ケイデンス、心拍センサーにも対応(セットモデルもあり)
- BRYTON ACTIVEアプリと連携させて、ワークアウトと同期しインドアトレーニングに活用可能
- ラインやメール通知も表示
- ライド終了後にはSNSやアプリと走行データ共有可能
Bryton Rider420はこんな人におすすめ
Bryton Rider750の特徴
- 本体価格:32,780円 (税込)
- 2.8インチ大型カラータッチスクリーンを搭載
- より見やすくグラフィック・ユーザーインターフェイスを採用
- バッテリー稼働時間最大20時間
- 420との比較(見やすいマップ)
- 音声検索
- マップ上でピンを使ってルート案内も可能
- POI機能(ルートの途中にお立ち寄りポイントの設定ができる)
- ナビゲーション機能
- バイクレーダー(対向車が一定距離内に接近した場合に通知)
- ケイデンス、心拍センサーにも対応
- 専用アプリでルートを作っていれることができる
- 日本以外のマップもインストール可能に
- 自転車登録もできる
- スマートトレーナーと連携(インドアトレーニングに使える)
- バーチャルライド(スマートトレーナー)と連携させて自分で作ったルートを走れます
- 負荷/パワーも見ることができる
【最新機種】Bryton Rider S500/S800
Bryton Rider S500の特徴
Ruder S500
プロがデザインした性能重視の設計
長さ約84㎜のコンパクトなデザインは、あらゆるバイクにマッチ。光センサーによる自動バックライト調整。24時間の長時間稼働バッテリーなどサイクリストが求める機能が網羅された設計。
スムーズな走行が可能な高度なルート検索
音声検索に対応し、自転車店やトイレ、病院といったライダーにとって重要な情報を表示するOpenStreetMapを搭載済み。曲がり角が来たこともきちんと教えてくれます。
安全に走って簡単トレーニング
ANT+リアビューレーダーシステム(別売り)を接続することで最大150m後方を走行する車両の接近をお知らせします。リアルタイムの位置情報を家族や友人と共有できるLive Trackにも対応。
Rider S500とRider750の比較
Bryton Rider S800の特徴
厳選されたプレミアム素材を使用した軽量構造で設計。
屋外でも視認性の高いハイコントラストディスプレイを備えた大型の3.4インチカラータッチスクリーンを搭載。
最大36時間のバッテリー稼働時間を誇ります。
Rider S800 新機能<グループライド/チャット機能>
メンバーの位置情報をマップ上で表示 ・前後にいるメンバーの速度や離れている距離を確認できます。
- コース上のメンバーの順位などをリスト表示
- Bryton Active アプリまたは RiderS800からメンバーとメッセージのやり取りが可能(音声入力可) <ルートエクスプローラ> まだ走ったことのないルートを体験できる機能。 走りたい距離を選択するだけで、現在地をスタート・ゴールとするルートを最大3つ生成して案内します。
<サイクリングダイナミクス関連データが表示可能に>
静的データとグラフィックデータの両方を大型画面に表示できます。
※対応したパワーメーターが必要になります。
- シッティング/スタンディング ・パワーフェーズ(PP)
- プラットフォームセンターオフセット(PCO)
- 左右バランス
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