1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)

今回は人気のグラベルタイヤPanaracer Gravel King(パナレーサーグラベルキング) SS 32Cチューブレスモデルを実際に1年間使用して感じたことメリットを紹介します。

 

また、Panaracer Gravel King(グラベルキング)にはシリーズがあります。

 

Gravel KingGravel King SSGravel King SKGravel King PlusGravel King SK Plusのチューブモデルとチューブレスモデルがあります。タイヤ幅の種類も多くカラーの違いもあります。

 

そこで、グラベルキングシリーズの特徴と併せてスポーツ自転車初心者のひまちゃんと実際に1年間使用した今田イマオさんとで、Panaracer Gravel King(パナレーサーグラベルキング) SS 32Cチューブレスモデルについてお話ししていただきます。

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
イマオさんイマオさん!!1年間Panaracer Gravel King(パナレーサーグラベルキング) SS 32Cチューブレスモデルを使ってみてどうだったんですか!?

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
トラブルも少なくすごく良かったです!!まずは初心者の方にも分かりやすくPanaracer Gravel King(パナレーサーグラベルキング) にはシリーズがあります。その特徴の違いを説明します。

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)

Panaracer(パナレーサー)とは

1952年より、自転車用タイヤ・チューブの専業メーカーとして、業務に専念。

 

自転車が欠かすことのできないスボーツ用品としてその地位を高める中で、常に新しい挑戦を続け、「世界初」の製品・製法を目指し、今日では、シティサイクル用タイヤチューブからロード、マウンテンバイク用のレーシングタイヤチューブ、車椅子用、リッターカー、ソーラーカー用など多岐にわたるタイヤチューブの総合メーカーとして、Panaracerを世界的なブランドにまで成長させるに至った。

Panaracer Gravel King(パナレーサーグラベルキング)シリーズ特徴の違い

グラベルキング

Gravel King(グラベルキング)
Gravel King(グラベルキング)

舗装路から未舗装路まで自由に快適に走りたいサイクリストの要望にこたえるべく、補強材をタイヤ全面に装備したアンチフラットケーシングで耐パンク性能を強化。ZSGコンパウンドの採用で、耐久性・耐摩耗性も強化されている。また超軽量極細コードのAX-αコードにより軽量化も実現。

グラベルキングSS

GravelKing SS(グラベルキングエスエス)
GravelKing SS(グラベルキングエスエス)

オンロードでの走りの軽さと、グラベルでの走破性を両立したセミスリックパターンモデル。グラベルキングの基本性能はそのままに、センター部は転がりを重視した全く新しいパターンを、サイドにはSKのセミノブを改良して配置することでオンロードでの走りの軽さと、グラベルでの走破性を両立。

グラベルキングSK

GravelKing SK(グラベルキングエスケイ)
GravelKing SK(グラベルキングエスケイ)

グラベル走行時の走破性をより高めるブロックパターンモデル。グラベルキングの基本性能はそのままに、グラベル走行時の走破性をより高めるブロックパターンを採用。


グラベルキング プラス

GravelKing Plus(グラベルキングプラス)
GravelKing Plus(グラベルキングプラス)

耐パンク性能を高めた「GravelKing」最強バージョン。過酷なコンディションに耐えられるように「ProTite Shield Plus」を採用して耐パンク性能をさらに高めた「グラベルキング」最強バージョン。ZSGコンパウンドの採用で、耐久性・耐摩耗性も強化されている。また超軽量極細コードのAX-αコードにより軽量化も実現。

グラベルキングSKプラス

GravelKing SK Plus(グラベルキングエスケイプラス)
GravelKing SK Plus(グラベルキングエスケイプラス)

耐パンク性能を高めた「GravelKing SK」最強バージョン。グラベル走行時の走破性をより高めるブロックパターンを採用。過酷なコンディションに耐えられるように「ProTite Shield Plus」を採用して耐パンク性能をさらに高めた「グラベルキング SK」最強バージョン。ZSGコンパウンドの採用で、耐久性・耐摩耗性も強化されている。また超軽量極細コードのAX-αコードにより軽量化も実現。


チューブモデルとチューブレスモデルの違いについて

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
私が使っているのはチューブの必要ないチューブレスモデルです!!

スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
イマオさん私、初心者で良くわかっていないんですが、チューブモデルはタイヤにチューブが入っているのは分かります!!チューブレスモデルには、一体何が入ってるんですか!?

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
一応、チューブレスモデルには「愛」と「勇気」と「夢」を詰め込んで走ってます!!

スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
アハハハハハ。

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
チューブレスタイヤは、チューブを必要としないタイヤなんだけど、構造はクリンチャーと似ています。リムにスポーク穴のない専用ホイールに装着することで空気をタイヤ内に充填する仕組みになっています。万が一、穴が空いてしまっても専用のシーラント液を入れることで走行時に穴を塞いでくれます。状況に応じては、チューブを入れて使用することもできます。

チューブの必要なホイールとチューブが不要なホイール構造の違い

チューブが必要なクリンチャーホイールの構造

チューブが必要なクリンチャーホイールの構造

チューブが不要なチューブレスホイールの構造

チューブが不要なチューブレスホイールの構造

チューブレスのメリットについて

  • チューブが無いので空気圧をそこまで上げる必要が無く、乗り心地が圧倒的に良くなります。
  • タイヤとチューブの変形によるエネルギーロスが少なくなり走りが軽くなります。
  • チューブが無いのでリム打ちパンクが事実上無くなります。
  • シーラントが穴を塞ぐのでパンクリスクが軽減されます。
  • どうしようもないパンクの場合にはチューブを入れてクリンチャーとして使用することができます。
1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
チューブレスにしたことで乗り心地がすごく良いです!!また、ロードバイクの時と違って空気圧を高圧にする必要がありません。ロードバイクの時は7bar空気を入れていたのが、グラベルロードバイクの時は5bar以下、低い時で2bar〜3barで使用しています。

シーラント剤とは

MAVIC ( マヴィック ) TYRE SEALANT ( タイヤ シーラント )
MAVIC ( マヴィック ) TYRE SEALANT ( タイヤ シーラント )

一般的なシーラント剤の中にはラテックスと言われるゴムの成分が配合されており、空気に触れると硬化していきパンクした際に、穴を微粒子が瞬時に塞いでくれる役目をしてくれます。

グラベルロードバイクのタイヤ幅、太さでなにが変わるの?

サイズ:700X32C

PANARACER ( パナレーサー ) チューブレス タイヤ GRAVEL KING SK ( グラベルキング SK ) フルオ ピンク 700X32C ( 622 )
PANARACER ( パナレーサー ) チューブレス タイヤ GRAVEL KING SK ( グラベルキング SK ) フルオ ピンク 700X32C ( 622 )

サイズ:700X38C

PANARACER ( パナレーサー ) チューブレス タイヤ GRAVEL KING SK ( グラベルキング SK ) フルオ ピンク 700X38C
PANARACER ( パナレーサー ) チューブレス タイヤ GRAVEL KING SK ( グラベルキング SK ) フルオ ピンク 700X38C

グラベルロードバイクのタイヤには主にタイヤの幅、タイヤの太さ、タイヤ表面のトレッドパターンと言われる凹凸の形状に違いがあります。

 

【タイヤが細いメリット】

タイヤが細いメリットは、太いタイヤよりも速度がでやすく舗装路での転がりがいいです。そのため、速度維持がしやすく高速巡行に向いています。

 

【タイヤが細いデメリット】

タイヤが細いデリットは、未舗装路では地面からの振動吸収性が悪く、太いタイヤと比べると安定性が下がります。走るコース状況によっては、高度なバイクコントロールを要求される場合もあります。

 

【タイヤが太いメリット】

タイヤが太いメリットは、エアボリュームと言われるタイヤに入る空気量が増えます。空気が増えて空気圧の調整をしやすくなるので空気圧を下げて乗り心地を良くすることができます。また、未舗装路では安定感が増すのでバイクツーリングや車載目的の人には太めのタイヤがおすすめです。

 

【タイヤが太いデメリット】

タイヤが太いデメリットは、舗装路ではタイヤと地面との接地面が増えて転がりが悪くなります。そのため速度維持がしづらくなります。

 

海外で流行っているグラベルレースやハイスピードグラベルというロードバイクに近いカテゴリーでは、太めのタイヤではなく細いタイヤが選ばれる傾向にあります。

タイヤ選び悩まなくなりました

実際に1年間使用したグラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】(パナレーサー グラベルキング)
実際に1年間使用したグラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】(パナレーサー グラベルキング)
スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
1年間使って、こんなに状態が良いですか!?パンクとかしなかったんですか!?

耐パンク性能の高いGrabel Kingシリーズ(パンクしなくなりました)

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
ロードバイクの時も適正空気圧入れて運用していたので、そこまでパンク経験はないものの、それでも先にタイヤが消耗し始めてサイドが削れてきたり、溝が減って交換することはありました!!それ以上にPanaracer Gravel King (パナレーサー グラベルキング)SS 32Cにしてからは、大きなタイヤの消耗もなくパンク経験もありません。タイヤの状態を見てわかるように耐久性が高い作りのおかげで状態が良いです。多分、気づかないだけで何度かはパンクはしているものの、シーラント剤のおかげで勝手に穴が塞がっているんだと思います(笑)

スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
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ロードバイクの時はどうだったんですか!?

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
ロードバイクの時は速さを求めるばかりに、軽量化したく軽いタイヤやチューブ選びを頻繁にしてました。また、メーカー(ブランド)によってフィーリングや乗り心地、耐久性に違いがあるので買っては交換して試してを繰り返してました。グラベルタイヤにしたことで、消耗も少なく交換するタイミングがありません。タイヤ選びに悩まなくなりお財布からお金が出なくなりました(笑)また、Gravel King SS 32Cのコンセプト、バランスはすごく良いです!!

スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
初心者からするとパンク修理、タイヤ交換が少なくて済むのは安心が大きいです。これを聞くとパンクしづらいグラベルタイヤ良いですね!!

日本の路面状況に合っているPanaracer Gravel King (パナレーサー グラベルキング)SS 32C

スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
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Panaracer Gravel King (パナレーサー グラベルキング)SS 32Cで信越グラベルライドいかれたんですよね!?

距離63km、獲得標高1,500m【神コース】長野県と新潟県の県境をグラベルバイクで走ったら最高でした信越グラベルライド


1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
行きましたよ!!まさかPanaracer Gravel King (パナレーサー グラベルキング)SS 32Cを履いてトラブルなく信越グラベルライドを走り切ることができるとは思っていませんでした(笑)これをベースに乗り心地を良くするならもっと太いタイヤサイズにしたり、走る場所に応じて耐パンク性能の高いモデルにしても良いかなって思いました!!また、Gravel King SSのコンセプト通りオンロードでの走りの軽さと、グラベルでの走破性を両立したセミスリックパターンモデルは日本の路面状況、グラベルシーンに向いていると思います!!とてもバランスの良いタイヤです。

トラブルも少なく落車しなくなりました

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
ロードバイクの時もあまり落車はしませんでしたが、過去に雨の日の山道の下りでゆっくり走っていたのにも関わらず、路面の泥で滑って落車した経験があります。それに比べてグラベルタイヤにしてからは悪路の下りを走っても一度も落車なく安心して安定して走れてます!!

スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
グラベルタイヤにすることでトラブルが減るなら、初心者にも良いですよね!!また、街乗りや通勤通学時に乗る人にもおすすめですね!!段差やちょっとした溝も怖くなくなり、安心して走れるって大きいですよね。ロードバイクタイヤと比べて重くなると思うんですが、その辺はどうですか!?

1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
確かにロードバイクのようにレーシーに走りたい人にとっては重さを感じるかもしれません。レース思考ではない人にとっては、安全性、安定性、耐パンク性を考えるとバランスいいのがGravel King SS 32Cだと感じています。また、巡航速度が極端に遅くなるということもないですし、登りがキツくなることも大きく感じることは個人的にはないです。パナレーサーがしっかりモノづくりをしている印象の方が強いです!!

まとめ

限定カラー:ANARACER ( パナレーサー ) チューブレス タイヤ GRAVEL KING TLC ( グラベルキング チューブレスコンパーチブル ) パンジー/ブラウン 700X32C
限定カラー:ANARACER ( パナレーサー ) チューブレス タイヤ GRAVEL KING TLC ( グラベルキング チューブレスコンパーチブル ) パンジー/ブラウン 700X32C
1年間グラベルタイヤ【Panaracer Gravel King SS 32C】を使ってみて感じたメリット(パナレーサー グラベルキング)
今田イマオ
1年間運用してとてもバランスいいGravel King SS 32Cをベースに、ここからタイヤサイズを変えたり、タイヤのブロックパターンを変えて楽しむのもいいと思っています。また、パナレーサーから限定カラーのGravel Kingも数量限定で販売しているので、自分の愛車に合わせてカラータイヤを使用してみたいと思っています!!

スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
スポーツバイク初心者ひまちゃん(TikToker)
イマオさんのお話を聞いて!!まさにグラベルタイヤの王様(キング)だと思いました(笑)

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