フレームバッグとは、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、グラベルロードといった、スポーツバイクの自転車フレームの内側に取り付けることができる自転車専用バッグです。
最近では、グラベルロードでバイクパッキングと言われる自転車キャンプの流行りから、荷物を車載する際に使用する人も増えています。フレーム内を有効活用できるので便利です。
今回はどのようなフレームバックを選べばいいのかおすすめと合わせて紹介します。
フレームバッグのメリット
フレームバッグのメリットは、フレームの内側を有効活用できます。
スポーツバイクには基本、通常のシティサイクルと言われる自転車のようなカゴがついていません。
【フレームバッグのメリット】
- フレーム内を有効活用できる
- フレームバッグの種類も豊富で持ち物によって容量が選べる
- 信号待ちや停止時にフレームバッグ内の物が取り出しやすい
- 走行時でもフロントバッグよりも安定してフレームバッグ内の物が取り出しやすい
- 想像以上に持ち物を入れて運ぶことができる
- サドルバッグのように重心が後ろではなく、フレームバッグは中央なので左右に振られにくい
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=710x10000:format=jpg/path/s2ffd96202e0374b4/image/i55ee328d94b948a7/version/1638416225/image.jpg)
フレームバッグの選び方
スポーツバイクには、自転車本体にフレームのサイズがあります。
まず、フレームバッグを選ぶ前に、ご自身のフレームの大きさ、サイズを把握しておきましょう。
【失敗しないフレームバッグの選び方】
- ご自身の自転車フレームの大きさを事前に把握する
- フレームバッグ購入前にボトルケージ、ボトルと干渉しないか確認する
- ボトルが取り出しやすいフレームバッグのサイズなのか確認する
- どんな持ち物を入れるか決めることでフレームバッグのサイズが決まる
- どんな素材がいいのか決めておく(撥水素材、防水素材、レザー素材、ナイロン素材など)
- どんな形がいいのか決めておく(フレームに沿った形状、縦長の形状など)
![失敗しないフレームバッグの選び方](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=691x10000:format=jpg/path/s2ffd96202e0374b4/image/if59f689e67577907/version/1638416231/%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0%E3%81%AE%E9%81%B8%E3%81%B3%E6%96%B9.jpg)
フレームサイズが小さい方は、フレームバッグの大きさも小さくなります。
大きいフレームバッグやサイズが合わないものを選ぶと、走行中にボトルの取り出しができなかったり、ボトルの取り付け箇所を潰して使用することになります。
気になるフレームバッグがあれば、フレームバッグの大きさとご自身のフレームの大きさに合うか確認するようにしましょう。
他のバッグも使用して荷物を分散させるか、フレームバッグのみで荷物の持ち運びを完結させるのかによってもフレームバッグの選び方が変わってきます。
おすすめフレームバッグ5選
小型タイプ:OSTRICH(オーストリッチ)|POTARIフレームバッグ
OSTRICH(オーストリッチ)は、アズマ産業株式会社のブランドで国産の自転車用バッグを製造しています。
![OSTRICH POTARIフレームバッグ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=393x1024:format=jpg/path/s2ffd96202e0374b4/image/ie9992b2ddc9ab53d/version/1638370371/ostrich-potari%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0.jpg)
OSTRICH POTARIフレームバッグ ライトグリーン
POTARI フレームバッグ ライトは、カギやハンディ工具などをスッキリ収納。小ぶりなサイズで、どんな自転車にもフィットします。
- 容量:0.6L
- 重量:55g
- サイズ:全長210×高さ105×幅35(mm)
撥水タイプ:TOPEAK| MidLoader(トピーク ミッドローダー) 4.5L フレームバッグ
TOPEAKとは、91年のトピーク社設立と同時に携帯用工具が世界で大ヒット商品となり、携帯用工具セットで世界に名を広げライトやポンプ、キャリアなど機能性に溢れる商品を多く発売しています。
![TOPEAK| MidLoader(トピーク ミッドローダー) 4.5L フレームバッグ](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=388x1024:format=jpg/path/s2ffd96202e0374b4/image/i4d0c40317b42b9df/version/1638372986/topeak-midloader-%E3%83%88%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%AF-%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC-4-5l-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0.jpg)
TOPEAK| MidLoader(トピーク ミッドローダー) 4.5L フレームバッグ
軽量でありながら耐久性、撥水性、耐退色性の高い素材を採用したフレームバッグ、「ミッドローダー」。
「バイク パッキング」に対応する大容量バッグ “ローダー” シリーズ。
キャリアを使用せず大型バッグでたくさんの荷物を積載する、「バイク パッキング」と呼ばれるツーリングスタイル。
高い機能性/実用性を持つトピーク “ローダー” シリーズならたくさんの荷物をスマートに積載でき、「バイク パッキング」によるツーリングを快適に楽しむことができます。
TOPAKE(トピーク) ミッドローダー 3L フレームバッグ
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=441x10000:format=jpg/path/s2ffd96202e0374b4/image/ie3edd6862a587917/version/1638374229/image.jpg)
- サイズ:L375 x W60 x H120mm
- 容量:3L
- 本体重量:277g
- 材料:ポリエチレン/ナイロン
- 取付方法:フックアンドループファスナー
TOPEAK(トピーク) ミッドローダー 6Lフレームバッグ
- サイズ:L545×W60×H135mm
- 容量:6L
- 重量:337g
- 材質:ポリエチレン/ナイロン
- トップチューブ取付可能径:45-66mm
完全防水タイプ:ORTLIEB(オルトリーブ) |フレームパック F9972 スレート 6L
ORTLIEB(オルトリーブ)とは、オルトリーブ(アルファベット表記:ORTLIEB)とは、元々はドイツの鞄メーカーで、完全防水機能を持った旅行用の自転車専用バッグを製造しています。
自転車用のバッグの他に、同じく完全防水機能を持ったメッセンジャーバッグやバックパック、同社製品に用いられている完全防水機能を持ったジッパーなどの製品があります。
![ORTLIEB(オルトリーブ) |フレームバッグ F9972 スレート L(6L) Amazon](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=417x1024:format=jpg/path/s2ffd96202e0374b4/image/i88c51a37ef7811f8/version/1638372986/ortlieb-%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0-f9972-%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88-l-6l-amazon.jpg)
軽量で摩擦や引き裂けに強い防水生地と防水ジッパーを採用したフレームパックです。
厳しい天候でも荷物の中身をドライに保ちます。
フレームパックは、車体の中心近くに重い荷物(例えばツールや食べ物など)を持ち運ぶよう設計されており、強くて丈夫な面ファスナーで3辺のフレームに確実に固定できます。
様々な車体にマッチするよう、2サイズの展開(4L/6L)があります。 L:A29×B50×C56 cm 6L/232 g
ORTLIEB(オルトリーブ) フレームパック RC 防水 4L ブラックマット OR-F9975
![ORTLIEB(オルトリーブ) フレームパック RC 防水 4L ブラックマット](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=417x1024:format=png/path/s2ffd96202e0374b4/image/i8a66501d7f48b8a6/version/1638372986/ortlieb-%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%96-%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF-rc-%E9%98%B2%E6%B0%B4-4l-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%88.png)
特徴
- 開閉部がロールクロージャー式のフレームパック RC。
- 大開口でパッキングしやすいのが特徴で、トップチューブに固定するループは車体に合わせてフレキシブルに位置を変更可能。
- 防水性・防塵性に優れ大切な荷物をしっかりと守ります。
仕様
サイズ:H24×W40×D6cm
- 容量:4L
- 重量:200g
- 耐荷重:3kg
防水タイプ:FAIRWEATHER(フェアウェザー) frame bag x-pac/black
FAIRWEATHER(フェアウェザー)は、快晴・晴天という意味をブランド名に冠した“FAIRWEATHER(フェアウェザー)”。世界の自転車業界を明るく照そうと革新し続ける日本のブランドです。
![防水タイプ:FAIRWEATHER(フェアウェザー) frame bag x-pac/black](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=456x1024:format=jpg/path/s2ffd96202e0374b4/image/i0765a1f27646246d/version/1638374448/%E9%98%B2%E6%B0%B4%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97-fairweather-%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%B6%E3%83%BC-frame-bag-x-pac-black.jpg)
快晴、晴天という名のブランド"FAIRWEATHER/フェアウェザー"のフレームバッグです。
背中に重い荷物を背負うことなく、軽快に自転車に乗るために作られた1品です。
フレームのトップチューブ下に取り付けることのできるバッグです。
ワンサイズながらも絶妙なサイズ感はハードテールMTBのようなスローピングフレームからホリゾンタルフレームの大多数のサイズに対応する汎用性の高い設計になっています。
- サイズ 長さ47cm×高さ12cm×幅8cm
- 容量 3.5リットル
- 重量 約150g
防水タイプ:Rhinowalkフレームバッグ 防水 ブラック3L
RHINOWALK は、2014 年に設立されたサイクリングバッグブランドです。すべての自転車愛好家のために、機能的かつ飽きがこないプロダクトを創り続けています。ブランドロゴのサイは、どんな坂道でも前進するという力強さの象徴です。
![Rhinowalkフレームバッグ 防水 ブラック](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=456x1024:format=jpg/path/s2ffd96202e0374b4/image/i7d06482fc15234de/version/1638374448/rhinowalk%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B0-%E9%98%B2%E6%B0%B4-%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF.jpg)
特徴
【サイズ】
サイズ:35.0×6.0×13.0cm。重量:200g。容量:3L。色:ブラック。財布やスマホなどの小物から、工具や衣服などの日用品を収納するのに適しています。
スリムなデザインでフレームにぴったりフィットし、走行の妨げになりません。
【防水性・耐久性】
600D PTU素材を使用しているため、防水、防塵、耐久、耐摩耗、耐寒、耐熱に優れています。
形が崩れにくく、泥や汚水はさっと拭くだけできれいになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
フレームバッグの容量も大小あるので、ご自身の使用用途や入れる中身を決めてからフレームバッグ選びをするのも失敗が少なくて済みます。
また、ツーリングやバイクパッキングといった荷物を多めに入れる方は、大容量で防水タイプのフレームバッグだと道中の雨でも濡れずに安心して旅を続けられます。
同じブランドでバッグ類を統一させるのもカッコいいですし、デザインから選んで愛車と合わすのでもいいと思います!!