「ここ数年でロードバイクに乗らなくなった…」という方はいませんか?
ロードバイクは高速走行が得意で、スポーツ自転車としても人気があります。 一方で路面状況が悪いと走行が困難になるという弱点もあります。
正確に言えば、路面状況が悪いと一般の方は特に操作性が難しくなる乗り物とも言えます。 様々な理由でロードバイクに乗らなくなったと言う人は、新たな選択肢としてクロスバイクやシングルスピード、グラベルロードバイクが自分に合っている可能性もあります。
今回は、ロードバイクに乗らなくなった人の理由と、クロスバイクやシングルスピード、グラベルロードバイクに向いている人、グラベルロードバイクにハマった人について紹介します。
ロードバイクに乗らなくなった人の10つの理由
1.メンテナンス費が思っていた以上に掛かる
ロードバイクは高性能で精度の高いパーツが多く使われているため、メンテナンスがとても大変です。特にチェーンやタイヤ、ブレーキなどの消耗品と言われるパーツは、頻繁に交換する必要があります。そのため、想像以上に手間と費用がかかります。
2.ロードバイクは室内保管が基本、住環境によって乗らなくなった
ロードバイクはもともと自転車レースなどの競技向けに作られた自転車です。そのため、高い精度のパーツが組み込まれています。屋外に放置してしまうと、雨ざらしになってしまいます。パーツの精度が低下するだけでなく、さびや故障の原因にもなります。そのため、多くのサイクリスト(自転車乗り)は、ロードバイクを室内に保管します。しかしながら、住環境によっては、室内にロードバイクを保管することが難しい場合や、引っ越しの際に手放してしまう人もいます。ロードバイクを長く楽しむためには、住環境も重要な要素です。
3.車道を走るのが怖くて乗らなくなった
自転車は道路交通法で、荷車や馬車と同じ軽車両として扱われています。特に軽車両としての登録や規制はありませんが、歩行者の安全確保の1つの理由として、自転車は自転車専用レーン、車道レーンを走ります。しかし、歩道を走行できる場合の条件があります。
- 標識があるとき
- 13歳未満の子供
- 70歳以上の高齢者
- やむを得ない場合
- 交通量が多い
- 道幅が狭いなど
歩道を走る場合は、すぐに止まれる速度、時速7km以下の速度で走る必要があります。
上記の6つの例外時以外は、車道を走行しないといけません。
車と一緒に走るのが怖かった、走ってみたら路面状況が悪かった、路上駐車が多くて走りづらかったなど、実際に車道を走ってみて危険だと思い乗らなくなってしまう人もいます。
4.結婚や出産、転勤、引っ越しによって生活環境が変わって乗らなくなった
結婚、出産、転勤、引っ越しなどのライフイベントによって、今までのように趣味や競技を続けるための環境が大きく変わり、自転車に乗らなくなる人もいます。例えば、独身の頃は1日100km以上走るロングライドを楽しんでいた人でも、結婚して子供が生まれたり、家族との時間が増えた結果、自転車から遠ざかることがあります。また、転勤や引っ越し先によっては、ロードバイクを持ち運ぶことが難しかったり、新しい住環境になじめなかったりして、自転車を乗る機会が減ってしまうこともあります。さらに、引っ越し先で自転車を見てもらうお店や相手を見つけることができず、自転車を置きっぱなしにしてしまう人もいます
5.タイヤが細く慣れずに乗らなくなった
ロードバイクは高速走行に適しているため、初心者には扱いにくいと感じる人もいるかもしれません。また、タイヤはシティサイクルと比べても細く怖いと感じている人もいます。慣れてくるとスピードも出しやすく、制動距離を考えてのブレーキ操作や高速時のブレーキ操作が慣れていないと判断が遅れることもあります。慣れずに乗らなくなる人もいます。
6.前傾姿勢やポジション、サドルが合わず身体的な理由で乗らなくなった
前述の通り、ロードバイクは自転車レース向けに開発された乗り物です。そのため、空気抵抗を最小限に抑えるために、乗車ポジションは前傾姿勢になるように設計されています。しかし、このポジションが個々の体格に合わない場合、首や肩、腰などに負担がかかる可能性があります。また、長時間の走行でも疲れが蓄積し、腰痛や手のしびれなどが発生することがあります。専門店でのフィッティングにより、自身に合ったポジションを見つけることが重要ですが、それでもなお合わずに乗らなくなってしまう人もいます。
7.天候や路面状況によって走る場面が危険だと感じて乗らなくなった
ロードバイクは路面状況が良い場所での高速走行に適している乗り物です。路面が悪い場所での走行には向いていません。例えば、舗装の荒れた道路やトラックがよく通る国道では地面を見ると轍やひび割れが生じており、バランスを崩して転倒する危険があります。また、マンホールや道路の白線なども転倒リスクが高いです。ロードバイクの特徴的な細いタイヤの影響で、路面の悪い場所や天候によっては滑りやすい為、怖いと感じ乗らなくなる人もいます。
8.住んでいる地域によって季節限定の乗り物なので乗らなくなった
お住まいの地域環境によっては、積雪によってロードバイクは春から秋にかけての季節にしか乗れないという人も多くいます。
9.通勤・通学以外ではあまり乗らず、普段はどこを走っていいのか分からずに乗らなくなった
初心者の方やコロナ禍でスポーツ自転車を購入したけれども、通勤や通学以外では乗る機会がなかった方や、購入はしたものの具体的にどうやってどこに向かって走ればいいのか分からず、挫折してしまう方もいます。
10.人力ではなくモーターサイクル、車やオートバイに趣味が変わった
ロードバイクに乗ることをやめてしまった人の中には、代わりにモーターサイクルや自動二輪車に興味を持ち、そちらに傾倒(けいとう)してしまった人もいます。
まとめ:ロードバイクに乗れなくなった人の理由は様々!?
ロードバイクを乗らなくなる理由は人それぞれですが、ロードバイクは高速で車道を走る乗り物です。また、自転車レース向けに開発されたため、怪我や事故によって乗れなくなってしまった人もいます。安全かつ楽しくロードバイクを乗るためには、交通ルールとマナーの遵守は当然のことですが、さらにロードバイクの乗り方や技術を磨くために、乗り方教室に通ったり、バイクの操作をコントロールする練習を行ったりすることも必要かもしれません。
クロスバイクが向いている人
クロスバイクは、街乗りや軽いトレイル走行など、様々な環境に適している自転車です。ロードバイクよりは乗車姿勢もアップポジションでキツくなくタイヤも太いので、シティサイクルから乗り換える人も多いです。ロードバイクより速度維持はできませんが、それでも都市部での移動やサイクリングを楽しみたい人に向いています。見た目もスポーツ向けでスタイリッシュです。日常の通勤通学、買い物、街乗り用の乗り物として人気があります!
シングルスピードが向いている人
シングルスピードは、見た目はクロスバイク、ロードバイクに似ていますが、ギアが1つしかないため、操作性が簡単でシンプルに楽しむことができる自転車です。変速機がないので、ギア操作が苦手な人や直感的な操作感を楽しみたい人に向いています。また、メンテナンスも簡単です。お住まいの地域によっては、ギアが1つしかないので坂道が多い場所を走るのには大変です。価格もクロスバイク、ロードバイクと比べると安く、都市部を中心に若い子に人気があります。
グラベルロードバイクが向いている人
グラベルロードバイクは、ロードバイクとマウンテンバイクの中間のような存在です。砂利道や荒れた道路でも安定した走行が可能で、ロードバイクと比べても様々な路面にも対応しており快適に走ることができます。グラベルロードバイクは、ロードバイクと比べて乗り心地が良く、初心者でも扱いやすいと言われています。また、制動力の高いディスクブレーキ対応モデルが多いため、スピードが出てもブレーキの効きが良く操作性にも優れ安心して乗ることができます。また、バイクパッキング目的のグラベルロードバイクでは、ダボ穴が付いていたりアウトドアシーンで遊べるよう拡張性も高くなっています。
ロードバイクからグラベルロードバイクの魅力にハマった人

砂利道を走るって怖くないですか!?バランス取れますか?

砂利道ってありますか!?走れる場所はどこですか?

クロスバイク、シングルスピードの魅力について











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のってん (土曜日, 10 1月 2026 14:09)
ロードバイクに乗らなくなる原因は結局トレーニング主体の生活を送るのが億劫か飽きたか挫折しただけじゃないですかね~?自転車が速い訳ではなく乗っている人が速いだけなので。
L2で30km/h巡行出来るまでなるには敷居が高い。
個人的にはガチ勢ばかりで寂しい限りですが、確かにファンライド的なイベントも飽きたし、ブルべも飽きてきたし、熊は怖いし、結局健康のためにzwift ride買ってインドアサイクリストになりました。レベル上げに勤しむドラクエ気分で続けられそう。今となってはロードバイク買うこと考えると安い。
私はやや飽き気味ですが今後興味を持って走りだす方向けにイベント等は絶やさずやって欲しいですね。
しまなみ海道以外にも全国各地に走って楽しい道や素敵なカフェがあったりする場所を掘り起こすと天気のいい日は毎日イベント気分が楽しめそう。そしてこのコースはグラベルロードが楽しめるとか・・・
勝手にイマオさんに期待しております。
・・・だって、しまなみ海道遠いんだもん。
たった1日のイベントを走るために日々乗っているより、次の休みはどこいこっか?で走りたいものです。
のってんさんへ (火曜日, 13 1月 2026 09:54)
今田イマオです!コメントありがとうございます。ものすごく共感しながら読ませていただきました。
「ロードバイクに乗らなくなる原因=トレーニング主体の生活にするのが億劫/飽きた/挫折」
これは本当にその通りだと思います。結局、「自転車が速いんじゃなくて、人が速いだけ」という構造だからこそ、L2で30km/h巡行みたいな世界になった瞬間に、「遊び」より「修行」の要素が強くなってしまうんですよね。
Zwiftでインドアサイクリスト化して「ドラクエ気分でレベル上げ」というのも、めちゃくちゃ良いバランスだなと思いました。天気も熊も気にせず(笑)、健康のために続けられて、しかもゲーム感覚。長く付き合うには、ああいう「心理的ハードルの低さ」が本当に大事だと思います。
「ガチ勢ばかりで寂しい」「でも、これから走り出す人のためにイベントは続いて欲しい」という気持ちも、すごくよく分かります。たった1日のイベントのために365日トレーニング、というよりは、
「次の休み、どこ行こっか?」
で自転車に乗れる世界のほうが、きっと幸せな人は多いはずですよね。
しまなみ海道が象徴的に有名になりましたが、日本中には
・気持ちよく走れる道
・小さくていい感じのカフェ
・ちょっとしたグラベルが楽しめるエリア
みたいな、「ミニしまなみ」みたいな場所が本当はたくさんあるはずで。天気のいい日は毎日がイベント、くらいの感覚で走れるコースを掘り起こしていきたい、というのは僕も同じ気持ちです。
そして、ここから少し業界寄りの話になるんですが——
正直なところ、ある大手企業の方とも話していて感じるのは、
ロードバイク至上主義を作りすぎたことメディアも「お金になるロードバイク」ばかりを扱ってきたこと、この二つの影響はかなり大きいな、ということです。その結果、「スポーツ自転車=レース機材」「速く走れないと価値がない」みたいな空気が強くなりすぎてしまった。
でも本当は、
・グラベルバイクで未舗装路をふらっと散歩したり
・マウンテンバイクで里山をちょっと走ってみたり
・ミニベロでカフェ巡りしたり、輪行して旅したり
みたいな、「トレーニングではない自転車の楽しさ」「ただの遊びとしてのスポーツ自転車」って、もっともっとあっていいはずなんですよね。
今田イマオとしては、これからはロード一辺倒ではなく、グラベルバイク、マウンテンバイク、ミニベロ、ゆるいツーリング、ポタリングこういったものも含めて、「速さ」以外の価値をちゃんと伝えられるコンテンツを増やしていきたいと考えています。業界全体で作ってしまった“ロードバイクだけの世界”を、少しずつほぐしていくようなイメージです。