今回は実際に200kmの距離を走った際に、トップチューブバッグを使用して良かった点をまとめながら、初心者におすすめしたいトップチューブバッグの紹介や失敗しないトップチューブバッグの選び方について解説します。
トップチューブバッグとは、自転車フレームのトップチューブという部分に沿って取り付けできる、縦長の自転車専用バッグのことを言います。
スポーツバイクと言われる、ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、グラベルロードには基本、自転車用のカゴがついていません。
そのため、荷物を持ち運びたい人はスポーツバイク専用のバッグをご自身で取り付ける必要があります。
トップチューブバッグは、シティサイクルとは異なる形状の自転車フレームに取り付けることが可能で、スポーツバイクと言われる直線的な自転車フレームに取り付けやすい形状になっています。
トップチューブバッグのメリット
はじめてトップチューブバッグ、自転車専用のバッグがあることを知った方も多いと思います。
バイクパッキングといった、自転車に荷物を載せて走る目的の人やロングライドする人に愛用者が多いです。
それでは、トップチューブバッグにはどんなメリットがあるのでしょうか。
【トップチューブバッグのメリット】
- 手元にあるので物の出し入れがしやすい
- 特に初心者は走行しながら衣服のポケットから補給食出し入れするのが苦手なのでトップチューブバッグがあると、手元で補給食の出し入れができ、食べ終わった後のゴミも落とすことなく収納できる
- バッテリーを入れておけば、スマホやサイコン、ライトを給電しながら走ることができる
- 動画撮影する人は予備バッテリーの出し入れもしやすく便利
- 200km走行した時は、荷物の紛失や出し入れのストレスが少なく重宝した
トップチューブバッグの選び方で起こるデメリット
実はトップチューブバッグ選びを失敗すると、逆にものすごくストレスになったり、荷物の出し入れがしづらいトップチューブバッグもあります。
防水タイプや容量の大きいものがありますが、失敗しないトップチューブバックの選び方について、まとめました。
【トップチューブバッグの選び方で起こるデメリット】
- 走行中に足に当たる
- 走行中にトップチューブバッグがズレる
- スマホ対応モデルだと走行中に見えづらく危険
- 非防水タイプだと中身が濡れる
私が実際に失敗したトップチューブを購入した為、上記のデメリットが発生した経験があります。
それでは、失敗しない、間違えない、お金の無駄をしないトップチューブバッグの選び方について解説します。
失敗しないトップチューブバッグの選び方
失敗しないトップチューブの選び方は、簡単です!!
【失敗しないトップチューブバッグ選び方のポイント】
- 自転車フレーム(トップチューブ)の幅に合わせて購入する(飛びだす大きさのものは買わない)
- スマホ対応モデルを購入しない
- 耐水性タイプまたは防水タイプを選ぶ
多くの方がご自身の自転車フレーム(トップチューブ)の横幅よりも大きいものを購入しがちです。
フレームからバッグが飛び出ていると足に当たりやすく、走行時には大きなストレスになります。
また、足がぶつかることでトップチューブバッグ自体が走行中にずれ落ちてきます。これは大変、危険です。
スマホ対応モデルのトップチューブバッグのデメリットは、トップチューブの位置的にスマホを見ながら走ることは大変、危険だと言えます。
位置的にも目線が真下を向くので、スマホのナビゲーションを見るにしても大変、見づらい位置にあるので良くありません。
スマホを装着させたい場合は、自転車専用のハンドルに取り付けるスマホホルダーがおすすめです。
また、スマホを装着させることで横幅の広いトップチューブバッグになるので、フレームからバッグの横幅が出てしまい足に当たりやすいモデルも多いです。
素材も耐水性、防水タイプを選んでおけば、トップチューブバッグの中身も濡れることなく安心です。
初心者におすすめできるトップチューブバッグ5選
TopLoader(トップローダー )ブラック 0.75L
軽量でありながら耐久性、撥水性、耐退色性の高い素材を採用したトップチューブバッグ「トップローダー」。
メインコンパートメントはパッドで保護されており、中身をしっかりと守ります。
- ポリエチレン/ ナイロン
- レインカバー付属
- トップチューブ 取付可能径 : Φ35~46mm
- ヘッドチューブ 取付可能径 : Φ34 ~75mm
- L235 x W70 x H120mm
- 0.75リットル
- 169g
TOPEAK(トピーク)FastFuel TriBag(ファストフュエル トライバッグ )
携行品に素早くアクセスできるトップチューブ バッグ「ファストフュエル トライバッグ」。
ファスナーを開けた状態でも使用できるよう、携行品をストラップで保持できる仕切りを内蔵しています。
バッグ底部にはボルト穴が設けられており、トライアスロンバイクのトップチューブ ウォーターボトル用ダボにも固定可能。
【ファストフュエル トライバッグ ラージ スペック】
- 600 デニール ポリエステル & TPU クリアー トップカバー
- 仕切り付きメイン コンパートメント + メッシュ ポケット
- 側面にメッシュポケット付
- トップチューブ 取付可能径 : Ø38~52mm
- ヘッドチューブ 取付可能径 : Ø53~75mm
- L290 x W55 x H85mm
- 0.7リットル
- 176g
R250(アールニーゴーマル) 防水トップチューブバッグ レギュラー グレー
走行中にさっと中身を取り出せる、便利ポケット。
ロードバイクにフィットする細さが人気 トップチューブとステム(フォークコラム)に取り付けます。
スマホや補給食等を入れるのに便利。 独自の防水コーティングされたファブリック素材を、縫製ではなく溶着することで完全防水を実現しています。
糸による縫製を行わず、素材を重ね合わせて溶着させる独自の技術です。
ROSWHEEL(ロスウィール) とは
自転車用バッグ類を専門に扱うROSWHEELは、以前から日本でも販売されていましたが、今回、新たに販売されるROSWHEELバッグはロゴも新しく、元ラファーのデザイナー、Miles Gibbons氏によるデザイン。
TOUR、ROAD、OFF ROADシリーズの商品はバイクのタイプによって、バッグの大きさを変え、デザインが統一されています。イタリア生地が使用された、全てのバッグは防水仕様で各シリーズ毎に機能性を高めています。
ロゴは各シリーズ毎に色分けされており、バイクに固定するための独創性のあるストラップも個性的です。
ROSWHEEL(ロスウィール) OFF ROAD トップチューブ
バッグ1L 大容量のバッグはライダーが走行中に必要とする重要なアイテムを分類して入れておけます。
どんなバイクにも合うデザイン。
ヘッドチューブ上側付近のケーブルを隠せます。
スペック
- 中にメッシュポケット有
- TPUコーティングジッパー
- 素材:TPU/PU コーティング 600D生地
- サイズ:5.5 x 12 x 23 cm
- 容量:1L
- 重量:135g
ORTLIEB(オルトリーブ) コックピットパック 0.8L
トップチューブ上に装着するコックピットパック。
片手でジッパーを簡単に開閉でき、軽量で使い勝手の良さは抜群です。
ジッパー部分が更新され、携帯電話・エナジーバー・鍵など素早く取り出したいものを収納しておくのに最適です。
PVCfree:環境にやさしいファブリック IP53:有害な影響が発生するほどの粉塵が内部に侵入しない。
鉛直から60度範囲で落ちてくる水滴による有害な影響を受けない。
まとめ
いかがだったでしょうか。
フレーム形状に合うトップチューブバッグをご紹介しました。
実際に200km走行した際に、突然の雨の中でも中身は濡れずに使用感も良く、走行中でも補給食の取り出しやすかったトップチューブバッグはTOPEAK(トピーク)を愛用していました。
また、ROSWHEEL(ロスウィール) にORTLIEB(オルトリーブ)のトップチューブバッグは、機能性とデザイン性も高くおすすめです。
ご自身の自転車に合うトップチューブバッグを探して見てください。