グラベルアドベンチャーバイクの代名詞JAMIS RENEGADE S3（ジェイミスレネゲード S3）試乗インプレッションあり

今回はグラベルアドベンチャーバイクの代名詞でもあるJAMIS（ジェイミス）からJAMIS RENEGADE S3（ジェイミスレネゲード S3）を紹介します。

JAMISはロードバイクの可能性を広げるアドベンチャーロードとして、舗装路に縛られずあらゆる路面を走破できるRENEGADE（=背教者、脱党者）」という言葉の意味のあるモデルを登場させました。

そこで、自転車業界でインフルエンサーとして活躍されている『今を生きる男で有名な今田イマオさん』にレポーターとして、担当者の方に話をお伺いしてきました。

また、実際に試乗をしてもらったのでインプレッション含めて紹介します。

JAMIS RENEGADE S3（ジェイミスレネゲード S3） (カメラマン:©︎Ishikawa daiki）

JAMIS（ジェイミス）とは

JAMISは、1979年フロリダ州タラハシーで誕生しました。JAMISの開発陣は本社のあるニュージャージーのほか、カリフォルニアにも拠点があり、MTB/COMMUTERがニュージャージー、ROADがカリフォルニア。MTBの開発はオフィス近隣に多くのトレイルがある本社、ROADの開発には、メジャーレースのある西海岸で行っています。

-公式サイト参照-

JAMIS RENEGADE S3（ジェイミスレネゲード S3）

ジェイミスジャパン株式会社の田中さんにお話をお伺いしました。

Q.モデル名を教えてください。

よろしくお願いします!早速ですがモデル名を教えてください。

モデル名は、JAMIS RENEGADE S3（ジェイミス　レネゲード S3）というモデルです。

グラベルバイク：JAMIS RENEGADE S3（ジェイミスレネゲード S3）

Q.どんな特徴がありますか?

油圧式ディスクブレーキモデルでRENEGADEシリーズの中では、お買い求めやすい価格になっています。コンポーネントはGRX400(2×10速）を採用しています。

今、スタンダードになっている前後スルーアクスルを採用しています。フレームはレイノルズの520クロモリを使用しています。フロントフォークはフルカーボンです。

コンポーネントはトレンドでもあるGRXをしっかり採用しているんですね!!

クロモリらしい細身のフレームに、現在らしいカーボンのフロントフォークは見た目も特徴的です!! 老舗パイプメーカーのレイノルズ社520クロモリを採用されているんですね。フロントはカーボンフォークにすることで、軽量化と機能面では振動吸収性の向上が期待できます!

Q.乗り心地はどんな感じですか?

ロングライド、ツーリング向けで、ゆったり長く走れるようになっています。乗り味は、パリッとしすぎないモデルになっています。オールマイティに乗れる1台です。

Q.JAMIS RENEGADEにはその他にはどんな特徴がありますか?

2015年にJAMIS RENEGADEが誕生してからずっとフレアハンドルを採用しています。オフロードを走ることも想定されて作られているので、下ハンドルを握ることで幅広く安定して走れるようになっています。

RENEGADEシリーズの大きな特徴として、フレームサイズに応じて3つの異なるオフセットフォーク、5つのBBドロップ、3つのリアセンターの数値を設定しています。

これはJAMIS BIKESが提唱するSSD(Size Specific Design)技術を採用しています。加え、SST(Size specific Tubing)という技術によりサイズごとでフレームの太さも変えています。

SSDを採用することで身長に関係なく、どのフレームサイズでも変わらない乗り心地、乗り味を実現できるようにしています。

メーカーによっては本来の乗り味が変わってしまう理由で、小さいサイズを作らないところもありますが、RENEGADEシリーズなら身長に関係なく、変わらない乗り心地、乗り味を実現されているのは率直にすごいと思いました。特に小柄な日本人の場合だとフレームのサイズ選びから苦労するので、車体選びの際のポイントとしても高評価です!!