ビアンキで大自然を駆けるトップアスリート

ロードバイクによるトレーニングを取り入れているフリースタイルスキーヤーの伊藤瑠耶さん。晩秋の白馬で、グラベルバイク「ARCADEX (アルカデックス)」の走りを確かめてもらった。

「砂利道とは思えないほど、乗り心地がいい。多様なグラベルを 走破できることを考えるとワクワクします」

 

そういながら、木々が色づきはじめた山間の道をARCADEXで軽快に駆け抜ける伊藤瑠那さん。

 

ビアンキとの出会いは2019 年。フリースタイルスキーの競技者として活動する伊藤さんに、トレーニングで活用するロードバイクを提供したことがきっかけだ。

 

北アルプスの麓に位置する白馬村は、勾配のきつい峠道などが多く、ヒルクライムを中心にしたトレーニングに適している。

 

白馬で生まれ育ち、地元の道を知り尽くしている伊藤さんは、週末は富山県にあるスキーの練習施設でアクロバティックな技を磨き、平日はロードバイクで近隣の峠を登ったり、平坦なコースでインターベルをして持久力や瞬発力を強化しているという。

今回提供したARCADEXは伊藤さんにとって2台目のビアンキ。オンロードもオフロードも安定したハンドリングで機に乗り こなせる、ピアンキでは初とれるフルカーボングラベルバイクだ。「独特のフレームからタフな感じが伝わってくる。白馬はアスファルトでもラフな道が多いのですが、この安定感があれば、どこでもスピード感のある走りができそうです」

トップアスリートとして競技生活を続ける伊藤さんだが、オリンピックが最終目標ではないという。「北京や、その次のイタリアへの出場を目指していますが、人生の一過程として経験できればいい。自分にはスキーしかないので、競技が終わっても関わっていきたいです」と力強く語ってくれた。