
はじめまして、今田イマオです。先日、愛知県新城市で開催された「東海シクロクロス iRC TIRE CUP 2025」で、人生初のシクロクロスレースに挑戦してきました。グラベルバイクには乗っていたものの、「シクロクロスレースはまったくの初めて」という完全初心者です。
結果は、2周目でパンクして最後は歩いてゴール……というオチ付きでしたが、それでも「また絶対に出たい!」と思えるくらい、シクロクロスの魅力と奥深さにどっぷりハマってしまいました。

この記事では、シクロクロス初心者のリアルな体験レポとして、「乗る・担ぐ・跳ぶ」というシクロクロスならではの動きの楽しさや、グラベルバイクとの違い、そして実際にレースを走って痛感したコース攻略のポイントを紹介します。
パンクして歩いてゴールしたからこそ分かった、失敗も含めた学びや反省も正直にまとめました。これからシクロクロスを始めてみたい方や、「東海シクロクロス iRC TIRE CUP ってどんな雰囲気?」と気になっている方の参考になればうれしいです。
シクロクロスとは
ロードレース選手の冬場トレーニングとして生まれたシクロクロスは、いまや一つの独立した自転車競技として世界中に広がっています。秋から冬にかけてのオフシーズンに行われるオフロードレースで、ヨーロッパを中心に北米・オーストラリア、そして日本でも「寒い季節の定番レース」として定着しつつあります。
特徴的なのは、シクロクロスだけを専門に走る選手よりも、ロード、マウンテンバイク、トライアスロンなど別の競技と掛け持ちしているライダーが多いことです。未舗装路を激しく加減速しながら走るシクロクロスは、脚力アップはもちろん、バイクコントロールやスリップ時のリカバリーといった危険回避スキルの向上に非常に効果的だと言われています。
そのトレーニング効果の高さと、短時間でも全力を出し切れるゲーム性に惹かれ、さまざまなバックグラウンドを持つライダーが次々と参戦。競技レベルは年々上がり、同時に「観ても走っても面白い」スポーツとしての人気も高まり続けています。
iRC TIRE CUPとは
初めて自転車に乗れた時の喜びを覚えていますか?子供の笑顔、お父さん やお母さん、時にはおじいちゃんおばあちゃんの歓声が聞こえた り・・・ 。家族が一緒になって、応援したり、励ましたり、成長を感じたり。
シクロクロスのレースには、そういった「つながり」を実感できる場があります。
iRC TIRE CUPは、子供でも、女性でも、もちろん男性のレース初心者、上級者も、みんなが楽しんでレースに参加したり、参加しなくても楽しめ るような場所を提供したいと思っています。
レースだけではなく、太鼓の演奏といった地元の子供たちの活躍の場や、マルシェもご用意しています。


シクロクロスバイクとグラベルバイクの違い

| 比較項目 | 🚴 シクロクロスバイク | 🚵 グラベル |
|---|---|---|
|
フレームの形 (ジオメトリ) |
クイッと曲がりやすい形 短いコースでの小回り重視 |
まっすぐ安定して走れる形 長い距離をラクに走る用 |
| タイヤの太さ |
約 33mm まで レース規則で上限あり |
約 32~50mm かなり太いタイヤもOK |
|
ブレーキ とギア |
ディスクブレーキ(※グラベルと同じ) 前ギア1枚+後ろ多段 操作がシンプルでレース中に迷いにくい |
ディスクブレーキ(※シクロクロスと同じ) 前ギア1~2枚+後ろ多段 すごく軽いギアから重いギアまで使えて、 坂道も長距離巡航もこなしやすい |
| 主なフィールド |
会場内の短い周回コース 草地・泥・砂などを周回するレース向き |
林道や砂利道などのロングライド ツーリングや冒険ライド向き |
| ルール・自由度 |
レース用の細かい規則あり タイヤ幅や装備に決まりが多い |
かなり自由度が高い バイクや装備の選び方はおおむね自由 |
シクロクロスは「距離」ではなく「時間」で走るレース(ルール)
ロードレースのように「100kmを最も速く走った人が優勝」という距離基準ではなく、シクロクロスは時間制という独特のルールで行われます。この仕組みを理解すると、観戦も参加もより楽しめるようになります。
あらかじめ決められた競技時間(30〜60分)に合わせてレースが組み立てられます。
- コース長:1周およそ2.5〜3.5km
- 路面:舗装路+未舗装路(土・砂利・芝・泥など)のミックス
- 競技時間:カテゴリーごとに 30〜60分
レースは全員が一斉にスタートし、その後、 先頭選手(1位)のラップタイムをもとに、 「このペースなら◯周で約45分(または60分)になりそうだ」 というように、必要な周回数がレース中に決定されます。会場でよく目にする「残り◯周」のボードは、この時点で表示されるものです。
そして、その周回数を最初に走り切った選手が優勝となります!
創立90周年を機に「やりたい!」という声から形になった iRC TIRE CUP に込めた想いと感謝

iRC TIRE CUPの成り立ちについて教えてください

「2016年、井上ゴム工業が創立90周年を迎えた記念に「やりたい」という純粋な想いから始まったイベントです。それが「東海シクロクロス iRC TIRE CUP」です。
タイヤメーカーであるiRC(井上ゴム工業株式会社)には、「シクロクロスをもっと盛り上げたい」「自分たちのタイヤを実際に使って楽しんでもらえる場をつくりたい」という強い想いがありました。
iRC TIRE CUPは、その想いを形にしたイベントです。その火種に真っ先に共鳴してくれたのが、地域でシクロクロス文化を長年支えてきた東海クロス実行委員会をはじめとする多くの仲間たちです。
さらに、会場として施設を提供してくださっている新東工業株式会社のご協力があってこそ、このイベントは成り立っています。」
オーガナイザー蜂須賀氏が語る|みんなで育てるシクロクロスの未来


「来年で10年目を迎え、iRCさんは創立100周年という大きな節目を迎えます。この10年間で、iRC TIRE CUPは単なるレースイベントの枠を超え「多世代が交流する特別な場」へと成長しました。
運営として一番嬉しいのは、当初子供だった参加者が大人になって戻ってきてくれることです。まさに世代を超えた絆が生まれる場になっているんですね。
私自身は4年前に先代のオーガナイザーからバトンを受け継ぎました。そのタイミングで開催地を常設コース「東郷ケッターパーク」へ移転しました。
これによって毎回大変だったコース設営・撤去の負担がなくなりましたし、何より参加者の皆さんが日常的に練習してスキルアップできる環境が整ったことが大きな変化でした。」
東郷ケッターパークのコースは、どんな特徴があるのでしょうか?

「ここは元々マウンテンバイク(MTB)用のコースとして設計されているんです。サスペンション付きで太いタイヤのMTBなら比較的走りやすい作りになっています。
ところが、そこをドロップハンドルで細いタイヤの「シクロクロスバイク」で走ると、同じコースでも難易度が一気に跳ね上がるんです(笑)。この「機材による難易度の変化」がシクロクロスの醍醐味ですね。
コース自体も常にアップデートし続けています。初めての方はもちろん、リピーターの方にも毎回「おっ、今年はここが変わってる!」という新しい挑戦を楽しんでもらえるように工夫しています。」
初心者こそ歓迎!機材は「今あるもの」でOK

「そこは全然難しく考えなくて大丈夫です。iRC TIRE CUPは初心者の方にも門戸を開いているので、機材面でのハードルは比較的低く設定しています。
参加機材については、トップカテゴリー以外は厳格な機材ルールはありません。クロスバイクなど手持ちの自転車でも気軽に参加してもらって構いません。
タイヤ幅33C以下という制限も、トップカテゴリーだけに適用されます。『専用バイクを買ってから』ではなく、『まずは今あるバイクで雰囲気を味わってみる』という入り方をおすすめしています!」
iRC TIREが自信を持っておすすめするシクロクロス用タイヤ

「シクロクロスのタイヤ開発は、実は非常に特殊で難しいんです。一般的なロードバイクやグラベルバイク用タイヤとは、求められる性能がまったく異なります。シクロクロスを始めたい方、タイヤ選びに迷っている方に向けて、iRC TIREが開発した2種類のタイヤをご紹介します。」
1.SERAC CX TUBELESS READY
| SERAC CX TUBELESS READY | |
| ポジション | 初心者からベテランまで信頼できる定番 |
|---|---|
| 特徴 |
|
|
こんな人に おすすめ |
|
| コメント |
「迷ったらまずこれ」という、信頼できる定番タイヤ。多くのライダーが最初の一本として選び、そのまま使い続けている実績あり。 |
2.SERAC CX EDGE TUBELESS READY
| SERAC CX EDGE TUBELESS READY | |
| ポジション | スピード重視のライダーに最適 |
|---|---|
| 特徴 |
|
|
こんな人に おすすめ |
|
| コメント | 硬い路面や草地でのレースで真価を発揮する、スピード志向のタイヤ。 |
シクロクロス用タイヤの開発には、どのような難しさがあるのか?

「極低圧での使用:通常のロードバイクでは考えられないような低い空気圧で走るため、タイヤが大きく潰れた状態でもしっかりグリップし、かつタイヤが外れない設計が必要です。
厳しいレギュレーション:タイヤ幅に厳格な規定(主に33mm以下)がある中で、最大限の性能を引き出さなければなりません。
相反する要素の両立:泥や砂地を走破するグリップ力と、舗装路や硬い土での軽快な転がり、そして競技に耐えうる耐久性と軽さを同時に実現する必要があります。
最近人気のグラベルバイク用タイヤとも似ていますが、競技時間が決まっているシクロクロスでは、より「軽さ」と「瞬発力」に特化した設計が求められる点が異なります。」
歩いてゴールでも最高!初シクロクロスで学んだ「コース攻略」の面白さと魅力
こんにちは、今田イマオです。先日、愛媛県新城市で開催された「東海シクロクロスiRC TIRE CUP2025」で、人生初のシクロクロスレースに挑戦してきました。
結果から言うと、2周目でパンクして最後は歩いてゴール。悔しい結果ではあったんですが、それでも「また出たい!」と心から思える素晴らしい経験になりました。
今回は、初心者の僕が感じたシクロクロスの魅力と、レースを通じて学んだことをお話しします。
前日の講習会が救世主だった


「レース前日、初心者向けの講習会に参加したんですが、これが本当に参加して良かった。コーナリングの基本である「アウト・イン・アウト」を教わったんですけど、これを意識するだけで目線が変わって、驚くほどスムーズに走れるようになったんです。
頭では分かっていたつもりでも、実際にコースで教えてもらうと全然違いますね。何より大きかったのは、コースを事前に把握できたこと。初見でレースに臨むのは、正直かなり危険だと思います。
どこで体力を使って、どこで温存するか。そういうエネルギー配分を考える上で、コースの下見は絶対に必要だと実感しました。おかげで当日の緊張も和らいで、レースを楽しむ余裕が持てたんです。」


レース当日、想像以上にテクニカルだったコース


「当日のコースは普段マウンテンバイクの練習場として使われている場所で、想像以上にテクニカルでした。木の根だらけの区間、細かいアップダウンの連続、人工的な連続コブ、そして自転車を降りて駆け上がる階段区間。「平坦でスピード勝負」というより「ひたすらテクニックとリズムで戦う」印象のコースでした。
スタート位置が後方だったのも厳しかった。細い区間で前が詰まって一気にペースダウンし、抜きどころが少ない中で前の選手をかわしていくには、テクニックと余力の両方が必要。「シクロクロスって、こんなにスタート位置で展開が変わるのか」と実感しました。
面白かったのは、周回を重ねるごとにコースの状況が変化していくこと。路面が削れて柔らかくなったり、タイヤの跡で路面状況が変わったり。このリアルタイムの変化に対応していく面白さも、シクロクロスの醍醐味だと感じました。」
2周目の急激な疲労、そしてまさかのパンク

「レース時間は30分だったんですが、2周目から足が急激に重くなり、疲労で視野が狭くなり障害物を見落としがちに。
そして2周目の後半、木の根にタイヤをヒットさせてしまいエア漏れ。インナーセーバー エアーインサートを入れていたおかげで即座に走行不能にはならなかったものの、徐々に空気が抜けていきグリップを失いました。
最終的には歩いてゴールすることになりました。実は3周目以降にペースを上げる戦略を立てていたんですが、パンクで実行できず。自分の走力を見誤っていたし、周回数の見込みも甘かったですね。
1周目は9分台だったんですが、同じMMA3Aカテゴリーの優勝者は7分半台で3周を完走。レベルの高さを思い知らされました。」

シクロクロスの奥深さに開眼

「今回のレースで一番感じたのは、シクロクロスの戦略性の面白さ。テクニカルなコースをどう攻略するか、パズルを解くような楽しさがあると知りました。
特に学びが大きかったのは、ブレーキ操作の奥深さ。ロードレースとは全く違って、シクロクロスはブレーキを多用します。コーナーをスムーズに曲がるための繊細なブレーキコントロールが求められて、これが本当に難しい。でも、上手くいった時の気持ち良さは格別なんだって!
それと、体力だけじゃなく、疲労下でも的確な判断を下すための集中力を維持することが極めて重要だと痛感しました。
疲れてくると判断力が鈍って、それがミスに繋がる。この集中力の維持が、シクロクロスの大きな課題だと感じています。」
iRCタイヤカップの温かさに感動


「このレース、競技でありながら会場全体にピリピリした雰囲気が全くなくて。家族連れも多く参加していて、初心者でも安心して楽しめる温かい雰囲気だったんです。
特に感動したのが、iRC TIREによる手厚いメカニックサービス。パンクしたタイヤを、シーラント補充含めて、その場で修理してもらえました。初心者にとって、これは本当に心強いサポートでした!
あと、元自転車選手が運営するフードブースが充実していました。丼物、スパゲッティ、サンドイッチなど、栄養バランスの取れた美味しい食事が提供されていて、レース後の疲れた体に染み渡りましたね。」

歩いてゴールでも、また挑戦したい

「初めてのシクロクロスレースは、パンクで歩いてゴールという悔しい結果に終わりました。でも、レースの難しさ、戦略の奥深さ、そして何より攻略する楽しさを存分に味わうことができました。
疲労時の判断力低下やリアルタイムでのコース状況への対応など、実践的な学びも本当に多かったです。iRC TIREC UPの素晴らしい運営と温かいコミュニティのおかげで、初心者でも安心して挑戦できる貴重な体験になりました。
次回はパンクせずに完走して、もっと戦略的に走れるようになりたいです。シクロクロス、本当に面白いです。皆さんもぜひ、一度挑戦してみてください!」
初参戦者の声を取材|東海シクロクロスiRC TIRE CUP2025
「怖かったコーナーを、本番では一度も足をつかずに走り切れた!」初参戦のYUKARIさんが語るシクロクロスの魅力

「スポンサーのiRC TIREさんから『出てみませんか?』って声をかけてもらって、今回が初めてのシクロクロスレースだったんです」 そう話してくれたのは、YUKARIさん。もともと観戦は大好きで、幕張やお台場のレースにも足を運んでいましたが、走る側に回るのは今回が初めてでした。
「ガヤって楽しめる」のがシクロクロス!?

「観るのも走るのも距離感が近いところですね。ロードレースと違って選手が何周も目の前を通るので、『ガヤして楽しめる』文化があるんですよ(笑)。実際に走ってみると、『ここで踏んで!』『もっと回して!』っていう声援が、本当に背中を押してくれました!」
前日の体験会は「参加費1,000円で超お得で充実の内容」


「前日の体験会は本当に出てよかったです!東海シクロクロス オーガナイザーの蜂須賀さんに、木の根っこがあるテクニカルなセクションの走り方を、すごく具体的に教えてもらえて。『あ、これなら走れそう』って思えたんです。プロロードレーサーの夫にも内容を話すと『俺も受けたかった…』って言うくらい濃い内容でした。あれで1,000円はかなりお得だと思います。体験会のおかげもあり、本番では一度も足をつかずに走り切れました!」
「スニーカーでOK!まずは楽しんでみて」両手いっぱいの賞品が!

「優勝すると表彰グラス、iRC TIREロゴの入った傘、お米など、たくさん賞品をいただきました!初心者の方は、転ぶことを怖がらずに、とりあえず出てみてほしいです。私もフラットペダルにスニーカーで出場しましたし、高い機材は必要ありません。まずは楽しむことが一番大事だと思います!」
iRC TIRE新入社員・佐藤さんシクロクロス初挑戦

2025年4月にiRC TIREグローバルタイヤ営業部に入社した新入社員、佐藤さん。 シクロクロスは今回がまったくの初挑戦。レースの感想から技術的な難しさ、これから挑戦する人へのアドバイスまで、率直に語ってもらいました。
参加のきっかけ

「実は、営業企画の田中さんから『佐藤くん、一度シクロクロス出てみたら?』って勧められたのがきっかけなんです。もともと興味があったので、『じゃあやってみようかな』って思い切ってチャレンジすることにしました。正直、シクロクロスって何だろうっていう状態からのスタートでしたね(笑)」
シクロクロス初体験の感想

「いやー、想像以上に競技性が高くてびっくりしました。普段はオンロードを走ったり、グラベルで景色を楽しみながらのんびり走ったりすることが多いんですけど、シクロクロスは全然違いますね。
ルールがあって、タイムがあって、順位がある。『自分との戦い』っていう感じが強くて、競技としての側面をすごく感じました。
でもだからこそ、ゴールしたときの達成感がすごいんですよ。『やり切った!』っていう感覚は、普段のライドでは味わえないものでした。これは病みつきになりそうだなって思いましたね。 あと、体力と技術の両方が必要だっていうのも実感しました。
自転車を担いで登る区間があったり、根っこや凹凸だらけのコースでずっとブレーキをかけ続けたり…。 『自転車ってこんなにハードなスポーツだったんだ』って改めて思いました!」
技術的な挑戦と難しさ


「一番苦労したのはブレーキ操作ですね。オンロードだと、下りくらいしかあまり強く使わないじゃないですか。でもシクロクロスは、コース全体を通して常に両手でブレーキをかけ続ける感じで、『これ、手が疲れそう…』ってレース中に思いました(笑)。
あと、コースの攻略も難しかったです。特にダウンヒルからアップヒルに切り替わる区間が厳しくて。
ブレーキをかけすぎると登りで失速しちゃうし、かといって加速しすぎると曲がり切れなくてコースアウトしちゃうし…。そのバランスを取るのが本当に難しかったです。」
これからやってみようと思っている人にアドバイス!

「これからシクロクロスに挑戦する方に、僕から一つ伝えたいのは、 事前の試走は絶対にやったほうがいいということです。
当日いきなり本番で走るんじゃなくて、試走の時間を使って 『この辺は地面が荒れてるな』『ここで坂が始まるな』『ここなら加速できそうだな』っていうのを、しっかり頭に入れておくといいと思います。イメージトレーニングをしておくと、本番でかなり走りやすくなります。
それから、無理をしないこと。特に初心者の方は、頑張りすぎずに自分のペースで完走を目指すのが一番だと思います。
実は僕も、『もうちょっと順位上げたいな』って無理をした結果、落車しちゃったんですよ(苦笑)。「怪我はありませんでしたが。ああ、やっぱり自分のペースが大事だな』って身をもって学びました。」
先輩ライダー・のびーさんが語る「シクロクロスの魅力」
「俺らは仲間」8年続けられている理由

「一言で言うと『僕らは仲間』っていう一体感ですね。これに尽きます。僕はロードレースも好きなんですけど、ロードレースはどうしても『競って、勝つ』という要素が強くなる。もちろんそれも楽しいんですが、シクロクロスは個々の速さや競技歴も関係なく「このコースをどうクリアするか」という参加者間の不思議な連携がある。
試走の後に「あのコーナー、どうやって攻める?」って情報交換したり、レース後に「速すぎるって!」って笑い合ったり。順位や記録ももちろん大事です。
だけどそれ以上に『仲間たちと全力で楽しむ』という空気感がスタート前からゴール後までずっとあること、それがシクロクロス最大の魅力だと思います。この雰囲気が好きだから、8年も続けているんだと思います。」
初心者へのアドバイス「とにかくレースに出ること」

「最初の一歩は『レースを見に行く』。まずは会場に来て応援(ガヤ)を体験してみてください。「自分も出たい!」って気持ちになるはずです。「自転車を持っていないし……」大丈夫です、会場には「ちょっと乗ってみる?」って声をかけてくれる先輩ライダーが多くいます。
「練習してないし…」「まだレースは早いかな…」大丈夫です、そのためのカテゴリー分けです。シクロクロスのコミュニティって、ロードレースのコミュニティとはまた違った温かさがあるんです。
気軽に見て、気軽に出てみてください!ハマりますから(笑)。」
遠征好きが語る東海シクロクロスの魅力

「普段は関東のレースがメインなんですけど、実は遠征がめちゃくちゃ好きなんですよ(笑)知らない土地に行って、初めてのコースを走って、地元のライダーと交流する。これがまた楽しいんです。
シクロクロスって全国どこでも「仲間」として受け入れてもらえるから、遠征のハードルが低いんですよね。東海地方は関東から比較的来やすい距離だし、以前から「東海のレースも面白いよ」って聞いてたので、「じゃあ行ってみよう!」と。
実はこの会場(東郷ケッターパーク)での参加は今回が初めてなんです。コースも想像以上に面白くて、地元の人たちも温かくて、「来て良かった!」って心から思いました。これからも機会があれば、また東海に遠征したいですね。」
最後に

「今回、私自身はじめてシクロクロスという競技にチャレンジしましたが、会場に立って強く印象に残ったのは、レースそのもの以上に「親子で楽しんでいる姿」でした。
コース脇で必死に応援する子どもたち、小さなキッズが自転車で走り回る姿、それを見守るパパとママたち。その光景を見ているうちに、「いつか自分の息子たちとも一緒にこの空気を味わいたいな」という気持ちが自然と湧いてきました。
そこで次回の記事では、レース会場で実際にお声がけさせていただいたパパ・ママ、そして「今日は走らないけど遊びに来ました」というビジターの方々にインタビューした内容をまとめてご紹介しようと思います。
シクロクロスを“競技”としてだけでなく、“家族で楽しめる遊び場”としてどう感じているのか――そのリアルな声をお届けするので、ぜひそちらも読んでいただけたら嬉しいです!」
シクロクロスは家族で楽しめる?パパ・ママ・参加者に直撃取材|東海シクロクロス iRC TIRE CUP 2025の魅力
記事:今田イマオ
写真:茶玄、今田イマオ、iRC TIRE、Kikuzo
東海シクロクロス iRC TIRE CUP 2025 フォトギャラリー公開のお知らせ 先日開催されました「東海シクロクロス iRC TIRE CUP 2025」にて撮影した写真を一般公開いたします。今回の写真は自転車情報サイト「GRAVEL ROAD HACK」によるものです。レース中の迫力あるシーンや会場の雰囲気を切り取ったものをご用意しました。参加された選手の皆様、関係者の皆様、ぜひ下記リンクよりダウンロードしてご活用ください。









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