
週末、家族で過ごす時間をもっと特別なものにしたい——。そんな思いを持つパパ・ママに知ってほしいスポーツがあります。それが「シクロクロス」です。
愛知県新城市にあるケッターパークで開催された「東海シクロクロス iRC TIRE CUP 2025」では、泥だらけになりながら笑顔でゴールを目指す子供たち、その姿を見守る親たちの温かい眼差し、そして世代を超えた参加者同士の交流がありました。
「転んでも立ち上がる力」「自分で考えて進む判断力」「困難を乗り越える達成感」画面の中では得られない、リアルな体験がここにはあります。
本記事では、実際に参加した家族への取材を通じて、シクロクロスが単なるスポーツイベントではなく、家族の思い出と子供の成長を育む「特別な場」である魅力をお伝えします。
前回の記事はこちら|はじめてのシクロクロス体験
夫を全力で応援する親子|東海シクロクロスiRC TIRE CUPの魅力

木漏れ日の中、母の腕の中ですやすやと眠る小さな寝顔。レースの熱気と歓声のすぐそばで、こんなにも安らかに過ごせるのが、東海シクロクロス iRC TIRE CUP の魅力です。
夫婦の出会いは「自転車」でした

「趣味でロードバイクを始めて、参加したグループで今の夫と出会いました。自転車がなかったら、多分出会っていなかったと思います(笑)。だから、今こうして一緒にいられるのは、本当に“自転車のおかげ”なんですよね!」
旦那さんとシクロクロスの出会い

「シクロクロスを始めたきっかけは、夫が『これ面白そうだな』って始めました!」
「応援の熱さ」がシクロクロスの醍醐味

「シクロクロスの一番の魅力は、やっぱり観客の皆さんの"応援の熱さですね。コースのあちこちから声をかけてもらえるんです。『あとちょっと!』『頑張れ!』って言われると、本当に背中を押されますよね。ほんとに近くで見ているから、こっちまで心拍上がってる感じです(笑)。シクロクロスってコースをぐるぐる回るので、何度も夫の走りを見られるのがいいですよね。応援する側も、一緒にレースに参加しているような感覚になれます!」
東海シクロクロスiRC TIRE CUPが好きな理由


「信州や関西の大会にもいきますが、特別に雰囲気が本当にアットホームなのは東海なんです。参加者の方がみんな優しくて話しかけてくれたりして、自然と会話が生まれるような温かい空気があります。
iRCのイベントは家族連れもすごく多くて、子どもを連れていても気兼ねなくいられるんですよね。
子供達が楽しそうに走っている姿を見ていると、ほっこりしますし、『あ、うちの子もいつかあそこに立つのかな』って、つい想像しちゃいます。
いつかは、夫と子どもと、家族3人でレースに出ることが夢です。まずは子どもにキッズレースから出てもらって、そのうち家族みんなで同じ会場でシクロクロスを楽しめたらいいなと思っています!」
大人も子供も夢中になれる!「シクロクロス」の魅力

兵庫県から愛車を積んで参加された上中友博さんと、小学4年生の娘・世良さん。今シーズンで2年目となるシクロクロスライフを楽しんでいます。スポーツを通じた家族の絆と競技の魅力について、お二人にお話を伺いました。
隣人の影響から始まった親子のチャレンジ

「シクロクロスを始めたきっかけは、隣人の方が楽しそうに参加している姿を見たことでした。『面白そうだな』と感じて始めました。」

「お父さんとか友だちがすごく楽しそうにしてて『自分もやってみたい!』って思いました!」
シクロクロスとロードバイクは「全く別の乗り物」でした


「最初はね、『ロードバイクちょっといじれば出られるやろ』って思ってたんです。でも、乗ってみたら……もう、全然別モンでしたね!特にタイヤの空気圧1気圧台なんて、ロードバイクじゃ考えられないじゃないですか。でもシクロクロスだとそれで走れる!グリップも乗り心地も全然違って、『こんな世界あるんや』って衝撃でした。」
親子で増えた「一緒の時間」

「練習に一緒に行く時間がすごく増えましたね。レース前の試走でも、『ここはこういうラインで行ったほうがいいよ』とか『このコーナーはここでブレーキ』とか、娘にあれこれ言ってます。」

「お父さんと一緒に走れるのは楽しいです。アドバイスもらって、うまく走れたら嬉しいです!!」

東海シクロクロスiRC TIRE CUPのコースについて

現在、E4と言うカテゴリーに所属しています。昇格を目指して奮闘中なんです。僕はパワー系じゃないので、今回初参戦の東海シクロクロスiRC TIRE CUPみたいなテクニカルなコースが好きですね。」
レースだけじゃない!会場は「半分デイキャンプ」

「シクロクロスはレースだけじゃなくて、半分デイキャンプみたいな感じなんですよ。子どもたちはレースが終わっても、他の子とずっと遊んでるし、大人は大人でテントの下でのんびりしたり、話したり。1日中ここで過ごせるのがいいところですね。」

「レースが終わったあとに、友だちと遊んだり、仲良くなったりできるのがすごく楽しいです!」
これから始めたい子どもたち・家族へ!!競う楽しさを「大人になって」もう一度

「社会人になってから、『誰かと本気で競う』って、なかなかないじゃないですか。でもシクロクロスだと、『あの人に勝ちたいな』『次は順位上げたいな』って素直に思える。それがめちゃくちゃ面白いですね。」

「レースも楽しいし、そのあとに友だちと遊べるのも楽しいので、ちょっとでも興味があったら、一回出てみてほしいです!」
【初心者の声】子どもがきっかけで始めたシクロクロス

子どもの影響で始めたという競技への想い、前日講習会での学び、そして初心者ならではの視点から見たシクロクロスの魅力について語っていただきました。
子どもの姿に背中を押されて始めたシクロクロス

「子どもが東郷ケッターパークの東郷マウンテンバイククラブに所属しているのですが、それがマウンテンバイクを始めたきっかけでした。最初はただ見ているだけだったんですが、楽しそうに走る姿を見ているうちに、「自分もやってみたいな」と思うようになったんです。そこで思い切ってシクロクロスバイクを購入し、大会にも参戦してみることにしました。」

実際にやってみてどうだったのか?

「正直、競技としてはシクロクロスって難しいです(笑)。それでも、本当に楽しいんです。一番の魅力は、順位に関係なくみんなが応援してくれる温かい雰囲気なんですよね。
ゴールした後に「やったね!」って声をかけてもらえるのがすごく嬉しくて、それが次も頑張ろうっていうモチベーションになっています。
初めての人でも入りやすいと思います!子どもは表彰台を目指して本気でやっていますが、私はiRC TIRE CUPくらいのコースレベルがちょうどいいです。」
新城CX ビギナーズ・ライド|前日の体験会について


「今回、初めて前日の体験会に参加してみました。知らないことだらけで、ものすごく勉強になりましたね。イベントのオーガナイザーである蜂須賀さん親子から、実践的なテクニックを直接教えてもらえたのは本当に貴重な経験でした。聞いたその場で完璧にできるほど簡単ではないんですけど、『今後のレースでこういうところを意識してみよう』と思えるきっかけになりました。」
大橋さんご家族に聞く「東海シクロクロスiRC TIRE CUPの魅力」

芝生の上でランチを楽しむご家族の姿。「レース会場」と聞いて想像するピリピリした空気とは無縁の、まるでピクニックのような光景がそこにありました。
今回は、東海シクロクロスiRC TIRE CUP 2025の会場で、くつろぎのひとときを過ごす2組のご家族に突撃取材!
美味しいご飯を囲みながら、パパ・ママそれぞれの視点で感じる「シクロクロスの本当の魅力」や、これから始めたい人へのアドバイスを本音で語っていただきました。
家族イベントとしておすすめ

「食事が付いていること、参加賞がもらえること、そしてお祭りみたいな雰囲気で楽しめることが魅力です。本格的なロードレースのような『ガチガチ』な雰囲気ではなく、もっと緩く参加しやすいのがこのイベントの特徴です。まるでピクニックのような和やかな空気が会場全体に流れています。」


「高低差があっておもしろいコースです。若い子、幼い子、自転車に乗れる子から出場できるので敷居が低くていいですね。また、『お祭りみたいな感じ』で参加できるイベントなので、サイクリングで祭りへ行くぐらいの気持ちで楽しめます!」
お子さんが走っている姿を見て、どんな思いで応援されていますか?

「楽しく頑張ってもらいたいという思いで応援していますが、何より安心なのはロードレースと比べて怪我をしにくい点。クローズドなコースで行われるため、保護者としても安心して見守ることができます。」
これから参加を考えているご家族へ

「子どもが競技に挑戦し、家族で応援し、美味しい食事を囲む──そんな充実した一日を過ごせるシクロクロスは、家族の新しいチャレンジとして最適です!」
奥田さんご家族に聞く「東海シクロクロスiRC TIRE CUPの魅力」

シクロクロス歴20年のベテランが語るシクロクロスの魅力

「シクロクロス歴は、2005年くらいからです。元々マウンテンバイクをやっていて、友達から誘われて、2005年頃に関西のシクロクロスレースに参加したのがきっかけでした。今では子供達と一緒に全てのシーズンは出るつもりで取り組んでます。朝早くから夕方まで、みんなで一緒に過ごせるのが良いところです。家族での話題にもなりますし、親子で自転車について話しているのを妻が横で聞いて楽しんでいます。」

「私自身は自転車には乗らないのですが、家族や友人が順位を競い合う姿を見ると、つい『頑張れ!』と応援に力が入ります。ロードレースは選手が一瞬で通り過ぎてしまいますが、シクロクロスは目の前を何度も通ってくれるので、応援しがいがあって楽しいですね。 また、家族みんなで共通の話題で盛り上がれるのも、すごく良いなと思います。」
iRC TIRE CUPならではの良さについて

「食事が出るのは本当にありがたいです。毎回楽しみにしています。お友達もたくさんできますし、子どもたちも会場で一緒に遊んだりして、すごくいい雰囲気だと思います。」

「息子が小学1年生の時から参加しているので、今回で7回目くらいになりますね。現在は6年生になりました。シーズン中のレースは基本的に全戦参加するようにしているんですが、その中でもiRC TIRE CUPは別格というか、我が家にとって『スペシャルなイベント』なんです。
何が特別かというと、まずレベル分けが細かく設定されているところ。初心者から経験者まで、自分に合ったクラスで楽しめるので参加しやすいんですよ。
それから、コース設計が本当に素晴らしいんです。森の中に作られたマウンテンバイクトレイルのような、夢中で走れる特別なコースなんですよね。比較的低速で周回するので、一周の間に何度も家族や友人と顔を合わせられるんです。走っている方も応援されている実感がありますし、応援する側も何度も声をかけられて楽しいんですよ。
iRC TIRE様からの手厚いおもてなしも魅力的で、タイヤサポートはもちろん、ブチョーコーヒーの食事券やノベルティグッズもいただけます。食事は毎回楽しみにしているんです!
それに、新東工業様が提供してくださる美しいフィールドと充実した施設も、このイベントを特別なものにしていますね。スポーツバイクなら基本的にどんな自転車でも参加できますし、怪我のリスクも比較的低い競技です。これから始めたいという方には、ぜひ気軽に遊びに来てほしいですね!」
【観戦者の魅力】ファインダー越しに見るシクロクロスの熱戦
レースに参加しなくても、シクロクロスは十分に楽しめる。そんな事実を体現しているのが、カメラを手に会場を訪れるジョウさんです。
選手として走るのではなく、観戦者・撮影者として会場に通い続ける理由とは?望遠レンズ越しに見るシクロクロスの魅力について、お話を伺いました。
目の前で繰り広げられる「競り合い」の迫力

「自分はレースには出場しませんが、観戦と写真撮影を目的に会場に足を運んでいます。観戦の一番の魅力は、選手同士の競り合いを間近で見られることですね。すごく迫力があって、見ていて本当に楽しいんです。
平坦区間での駆け引き、登りでの我慢比べ、コーナーでの攻防。区間ごとに違った競り合いが見られるのがシクロクロスの面白さだと感じています。
写真撮影では、望遠レンズを使って知り合いの選手やプロ選手を中心に撮っています。シクロクロスの会場って、コース全体を追いかけようとすると移動が大変なことも多いんですが、望遠レンズがあれば一つの場所から遠くの被写体も近くの被写体も狙えるので、とても便利なんです。その点が、観戦しながら撮影を楽しむうえで大きなメリットになっています!」
最後に

「シクロクロスは、「レース」という枠を越えて、家族みんなで成長と感動を共有できる特別な場所でした。走って、登って、担いで、笑いながら挑戦し続ける子供たち。その姿を見守り支える大人たち。そして時には、子供たちの一生懸命な姿に背中を押されて、大人自身も新たなチャレンジに踏み出す瞬間も。この世代を超えた挑戦の連鎖こそが、シクロクロス最大の魅力です。週末の公園遊びを一歩外へ広げて、次の休日はぜひ東海シクロクロスの会場で、「家族の思い出になるチャレンジ」を体験してみませんか。」
記事:今田イマオ
写真:茶玄、今田イマオ
東海シクロクロス iRC TIRE CUP 2025 フォトギャラリー公開のお知らせ 先日開催されました「東海シクロクロス iRC TIRE CUP 2025」にて撮影した写真を一般公開いたします。今回の写真は自転車情報サイト「GRAVEL ROAD HACK」によるものです。レース中の迫力あるシーンや会場の雰囲気を切り取ったものをご用意しました。参加された選手の皆様、関係者の皆様、ぜひ下記リンクよりダウンロードしてご活用ください。




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